スイスのスポーツブランド「On」およびオン・ジャパンは7月16日、同社の次世代レーシングシューズ「Cloudboom Strike 2」と「LightSpray Cloudboom Strike 2」が2週間後にローンチされるのに先立ち、箱根・芦ノ湖畔(神奈川)でメディア向け発表会イベントを開いた。
イベントでは、新モデルの開発に携わったOnグローバル担当のルーカス・ケルナー氏が最初に登壇して製品の開発背景などを説明し、「共同研究を行ったケープタウン大学の最新の研究では、『LightSpray Cloudboom Strike 2』が業界トップクラスのシューズと比べてランニングエコノミーが1.6%向上することが実証されている」と言って胸を張った。
オン・ジャパンのテックレップ担当・土田優樹氏からは製品の特長などのプレゼンテーションが行われ、「新モデルはシリーズ最軽量を実現し、今までとまったく違う推進力を感じて走っていただける。圧倒的な走行距離、ラストスパートを後押ししてくれるシューズでハーフ・フルマラソンを想定しているシューズ」と話した。
すでに、同シューズのプロトタイプを着用したエリートランナーが世界最高峰のレースで結果を残しており、女子のヘレン・オビリ(ケニア)が4月のロンドンマラソンで自己ベストを1分48秒も更新する2時間15分53秒で2位に入り、男子のイエマン・クリッパ(イタリア)は同じ4月のパリマラソンで自己ベストを48秒更新する2時間5分18秒で優勝するなど、主要アスリート6名の自己ベスト更新を後押ししたという。
イベント後半のトークセッションでは、同社とパートナーシップを結んでいるSUBARU陸上競技部から城西大OBコンビの山本唯翔、斎藤将也が登壇。
大学時代に箱根駅伝の5区で2年連続区間賞・区間新記録を打ち立てて、4年時には金栗四三杯(MVP)を受賞する活躍で、〝山の妖精〟の異名をとった山本は、すでにこの新モデルを履いて距離走やポイント練習などでトレーニングを積んでおり、「このシューズの一番良いところは接地してから蹴って足を前に出すときのレスポンスが良さがあります。前モデルよりもラグがなく、足が自然に前にでてきます」と絶賛。
山本の2学年後輩で、箱根駅伝には1、2年時からエース区間の2区を務めるなど下級生からエース格としてチームを牽引してきた斎藤も、「前足部の斬新な作り、クッショニングから反発をもらえて速く走れば走るほど、クッションを活かせます。またアッパー素材も新しく変わり、長く走るために作られているので、レース後半にかけてもストレスなく走れますし、通気性も優れています」と太鼓判を押した。
芦ノ湖を見ながら、新作モデルでランニング!
発表会終了後、参加者は新作モデル「Cloudboom Strike 2」を着用し、会場を出て晴天の中、芦ノ湖畔で試し履きランを実施。山本、斎藤から動き作りのレクチャーを受けた後、ゆっくり・少し速めのランを混ぜながら新モデルの感触を体感。
柔らかすぎずに、ほど良い硬さがあり安定感が良く「CloudTec Sphere™」の搭載によって、前モデル以上にクッション力と推進力がさらにアップデートされ、足に馴染みやすい印象を受けた。
実際に新モデルで走った参加者からは「足を置けば跳ね返ってくる感じで、楽にスピードを出せそう。疲れも感じにくそうで、長い距離のランにも軽快に走れそう」などの感想があった。

発表会終了後には、新作モデル「Cloudboom Strike 2」を履いて試走を実施
※一部、記事を修正しました。
芦ノ湖を見ながら、新作モデルでランニング!
発表会終了後、参加者は新作モデル「Cloudboom Strike 2」を着用し、会場を出て晴天の中、芦ノ湖畔で試し履きランを実施。山本、斎藤から動き作りのレクチャーを受けた後、ゆっくり・少し速めのランを混ぜながら新モデルの感触を体感。 柔らかすぎずに、ほど良い硬さがあり安定感が良く「CloudTec Sphere™」の搭載によって、前モデル以上にクッション力と推進力がさらにアップデートされ、足に馴染みやすい印象を受けた。 実際に新モデルで走った参加者からは「足を置けば跳ね返ってくる感じで、楽にスピードを出せそう。疲れも感じにくそうで、長い距離のランにも軽快に走れそう」などの感想があった。 [caption id="attachment_212488" align="alignnone" width="800"]
発表会終了後には、新作モデル「Cloudboom Strike 2」を履いて試走を実施[/caption]
「Cloudboom Strike 2」はOnのフラッグシップストアや取扱店舗、公式サイト「on.com」などで展開される。価格は35,200円(税込)。
※一部、記事を修正しました。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.08.31
愛三工業・東瑞基が退部 ニューイヤー駅伝のエース区間で力走 マラソンでも活躍
-
2026.08.31
-
2026.08.31
-
2026.08.31
-
2026.08.05
-
2026.08.09
Latest articles 最新の記事
2026.08.31
27年冬季ユニバ長春大会から初採用のクロカンに代表選手派遣へ 男女2種目と混合リレーを実施
日本学生陸上競技連合は8月31日、2027年1月に中国・長春で行われるワールドユニバーシティゲームズ冬季大会で初採用となるクロスカントリーランニング競技に代表選手を派遣すると発表した。 従来の冬季大会ではクロスカントリー […]
2026.08.31
愛三工業・東瑞基が退部 ニューイヤー駅伝のエース区間で力走 マラソンでも活躍
愛三工業は8月31日、所属する東瑞基が同日付で退社することを発表した。 東は愛知県出身の32歳。愛知高から神奈川大に進み、箱根駅伝は1年時と4年時の2度出場を果たしている。大学卒業後、1度は愛知県警に就職したものの、走る […]
2026.08.31
【学生長距離Close-upインタビュー】トラックチーム最速の中央学大・日数谷隼人 「チームを引っ張りたい」
学生長距離Close-upインタビュー 日数谷隼人 Hikazutani Hayato 中央学大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。61回目 […]
2026.08.31
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第72回「全中でのある選手の躍進~部活動の地域展開 ~」
山梨学大陸上競技部元監督の上田誠仁氏による月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 広告の下にコンテンツが続きます 第72回「全中でのある選手の躍進~部活動の地 […]
Latest Issue
最新号
2026年9月号 (8月17日発売)
滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up