2026.06.21
◇インターハイ近畿地区大会(6月18~21日/平和堂HATOスタジアム)4日目
滋賀インターハイ出場を懸けた近畿地区大会の最終日が行われ、男子400mハードルで日本高校記録(48秒09)を持ち、アジア大会代表に内定している後藤大樹(洛南2京都)が取材に応じた。
4日間で110mハードルと400mハードル、4×400mリレーの全ラウンド計9本を駆け抜けた後藤。「日本選手権前からずっと連戦で、『正直、もう無理かな』と思いましたが、アドレナリンが出てなんとかなりました」と高校生らしい笑顔で振り返った。
優勝した日本選手権からは中3日で迎えた大会。本職の400mハードルは予選で51秒48、準決勝では50秒14の大会新記録をマーク。3日目の決勝では雨天の中で50秒12まで短縮する。「ケガをしなかったので、自分に100点満点をあげたいと思います。去年と比べて力がついていきたと思っています」とうなずく。
3日目はマイルリレーの予選を走ると、最終日は110mハードル3本を乗り越えて14秒38(+1.0)で2位。「久しぶりに高校生に負けて、やっぱりヨンパーばっかりやっててもダメだという気持ちになりました。100mや200mなどで僕よりも速い選手がいるのでどんどん食らいついて行きたいです」とさらなる向上心をのぞかせた。
最終種目のマイルリレーではアンカーを力走。2番手でバトンを受けると最後の直線で逆転に成功し、「最後はもう記憶がなくて、目がチカチカしていました」と笑いつつ、「とりあえず前に出る気持ちで前を追っていました」と有言実行した。
近畿大会にも後藤のレースを追いかけ、報道陣が多く足を運んだ。「追いかけられる立場の緊張感は初めてでした。その緊張感もまた注目されているということなので、『自分を見ろ』ぐらいの気持ちでやっています」とモチベーションの糧にしている。
日本選手権からの連戦となったものの、柴田博之先生は「(連戦でも)あれだけのパフォーマンスを出せるのは、やっぱりすごい選手だと今日のマイルを見て思いました」と評した。
日本選手権でひときわ注目を集めたが、まだ高校2年生。「この後は疲労を抜いて、しばらくゆっくりしたいです」と話し、競技場を後にした。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.08.04
-
2026.07.30
-
2026.07.18
Latest articles 最新の記事
2026.08.05
髙村比呂飛がトーエネックを退部 日体大時代に日本IC1500mV「多くの経験をさせていただいた」
トーエネック陸上競技部は7月末付で髙村比呂飛が退部することを発表した。 高村は福井・敦賀気比高から日体大へ進学し、主に中距離で活躍。1500mで2年時に3分42秒76をマークすると、3、4年時には関東インカレ1500mで […]
2026.08.05
デサントのトップランナー向けカーボンシューズ「DELTAPRO EXP V3」に26年秋冬カラーが登場!
デサントジャパンが展開する『デサント』ブランドは8月5日、韓国・釜山にあるスポーツシューズ研究開発拠点「DISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX) BUSAN(ディスクプサン)」にお […]
2026.08.05
三段跳・野澤和心が12m88の自己タイで初V! 「自分の中で良い跳躍できた」 女子4継は市柏が初優勝/滋賀IH
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)6日目 高校アスリートの祭典、インターハイの6日目が行われ、女子三段跳では野澤和心(甲府南2山梨)が12m88(+1.2)で優勝を飾った […]
2026.08.04
4×100mR・市船橋が39秒60で3年ぶりV!学校別歴代3位のチーム記録更新、エース片山「約束を果たせた」/滋賀IH
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)6日目 高校アスリートの祭典、インターハイの6日目が行われ、男子4×100mリレーは市船橋(千葉)が高校歴代5位、学校別高校歴代3位のチ […]
2026.08.04
女子4×100mR・市柏が45秒41で初優勝!前回3位から一丸、山田奈央が2冠「信じあってきたことがつながった」/滋賀IH
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)6日目 高校アスリートの祭典、インターハイの6日目が行われ、女子4×100mリレーは市柏(千葉)が45秒41で初優勝を飾った。 広告の下 […]
Latest Issue
最新号
2026年8月号 (7月14日発売)
別冊付録 IH観戦ガイド
アジア大会代表一覧