◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)2日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の2日目が行われ、男子800mは萬野七樹(関大)が1分46秒45で優勝し、アジア大会代表に内定した。
8人のうち5人がアジア大会代表派遣設定記録(1分46秒28)を上回っており、激戦となった男子800mは萬野が即内定の1枠をつかみ取った。
予選で大会記録をマークした源裕貴(NTN)を先頭に400mを52秒で通過。「ラスト100mまではずっと我慢して、自分の捉えられる距離をキープしながらというプランでした」と言う萬野が、狙い通りのレース運びで勝ちきった。
大阪・大塚高出身で、高校時代はインターハイ準決勝で敗退。関大でも日本インカレでの入賞経験はあるが、今回が2度目の日本選手権で初の決勝進出だった。
今季は日本学生個人選手権で優勝し、5月末のMDC(MIDDLE DISTANCE CIRCUIT)で1分45秒31をマークしている。「初めての日本代表ですが、びびらずに自分の持ち味を生かして戦いたいです」と気持ちを高めていた。
一方で、四方悠瑚(4DIRECTIONS)は0.23秒届かず2位。「アジアに出るのが第一歩になると思っていたので、その第一歩がなくなってしまうのは残念です」と肩を落とす。
しかし、落合晃(駒大)が今季2度日本記録を更新し、全米学生選手権ではクレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が奮闘。「落合君が壁を破ってくれたと感じています。自分だけじゃなく、周りのみんなと強くなりたいです」と今後の展望を描いた。
その落合とクレイは今回の日本選手権に不出場。2枠目はランキング上位者が選考されるため、落合の代表入りが有力視されている。
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