2026.06.11
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権を翌日に控え、女子100m、200m前回Vの井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が前日会見に登壇した。
200mでは22秒79の日本記録を持つ井戸。今大会に向けて「しっかり練習を積んでくることができました」と笑顔を見せる。
昨年は東京世界選手権の200mに出場してセミファイナルに進出。男女混合4×400mリレーでも入賞に大きく貢献した。昨年に比べ「身体つきも変わって、一歩一歩の力がついて推進力につなげられている」と語り、今季は自己記録(100mは11秒35)こそまだ更新できていないものの、「課題だったスタートから中間のつなぎめを意識していて、試合の中で発揮できるようになってきました」と手応えをつかむ。
特に100mでは「加速からのつなぎめ」で、200mは「コーナーの出口で(外に)振られないようにして、スピードを維持してポーンと前に跳んで力を使わずに後半にもスピードを維持できるように」と課題の修正に取り組んでいる。
岐阜県出身だが、高校は愛知の至学館高出身。改装前の瑞穂陸上競技場は慣れ親しんだ場所で「仲間と3年間戦ってきた場所。スタートラインの景色や走るのが楽しみ」と語る。その“仲間”の1人である七種競技の田中友梨(スズキ)が1週間前の日本選手権混成・七種競技で6050点の日本新を樹立。「強い刺激をもらいました」と背中を押されている。
3日間で2種目。「本数が多いのですが、1本1本タイムを狙えるように、体力面、スピード面を強化してきました。目標はアジア派遣設定記録の100m11秒29と、200m(※派遣設定記録は23秒03)は自己ベストに近づけるように狙っていきたい」と2種目で、“地元”でのアジア大会代表を狙いにいく。
今大会で派遣設定記録を突破して優勝すれば代表に内定。女子100mは初日に予選と準決勝、2日目には200m予選と100m決勝、3日目に200m決勝が行われる。
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