2026.06.05
男子棒高跳で世界選手権6連覇の“鳥人”セルゲイ・ブブカ氏と、女子競歩で長く活躍して4月からLOCOK陸上競技部の監督兼コーチに就任した岡田久美子さんが6月5日、東京都内で製菓会社LOTTE主催の「噛む力をスポーツの力に」と題した講演会に出席した。
会場となった品川女学院の保護者が対象で、約100人が参加。岡田監督から指導を受け、名古屋アジア大会女子競歩代表に内定している梅野倖子(LOCOK)も同席した。
冒頭で自身を紹介するVTRが流れず、「日本で技術的なミスが起きるなんてあり得ないよ」と、ジョークで場を和ませたブブカ氏。「答えられない質問だけは避けてほしいよ」と聴衆に呼びかけた。
目標の持ち方について問われ、ブブカ氏は「毎大会、毎シーズン、次の目標設定というのを続けてきました。新しい目標をすぐに立てないと、ライバルたちはすぐ次に行ってしまいます」と回答。「子供の頃は30秒座っていることもできなかったし、走り回ったり、屋根に上ったり、壁を越えたりしていたよ」と幼少期のエピソードも明かした。
岡田監督は「オリンピックを目指したのが小学生の頃。中学校からしっかりと目標を決めて、一歩一歩進んでいったことを思い出しました。世代の中でも負ける人がいて、そういう時には一から見直して確認しました」と振り返る。
2年ほど結果が出なかった時期があったと振り返るブブカ氏は「私たちは運命の試練と呼んでいる。ギブアップするのは簡単だけど、『あなたは本当にそれを変えられる強さがあるのか』を問われていると思っていました」とする。
岡田監督は「大学では体重が落ちないように食べようと思って、体重がすごく増えて記録も出ませんでした。あの時頑張れなかったら、社会人で活躍できなかったと思いますし、あの4年間は無駄ではなかったと思っています」と当時の心境を明かす。
食事について問われると、12歳から食事をコントロールしてきたというブブカ氏。「人間は噛む力がないと、いざという時に力が出ないと思う。大きな大会前はコーチが歯のコンディションをチェックすることを大事にしています」と話す。
小学生時代に歯の矯正をしたという岡田監督。「その時に少し身体のバランスが整ったと思っています。もしかしたら怖かったと思うんですけど、矯正をやってくれた親には感謝しています」と語った。
観衆から子供へのサポート方法について質問されたブブカ氏は「常に親こそポジティブに支えてほしいです。潰さない程度に一緒になって、安心させてあげることが大切です」と呼びかけていた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.06.05
-
2026.06.05
-
2026.06.05
-
2026.06.05
-
2026.06.05
-
2026.05.30
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.05.09
-
2026.05.10
Latest articles 最新の記事
2026.06.05
“鳥人”ブブカとLOCOK岡田久美子監督が講演! 保護者に向け「常にポジティブで支えてあげて」
男子棒高跳で世界選手権6連覇の“鳥人”セルゲイ・ブブカ氏と、女子競歩で長く活躍して4月からLOCOK陸上競技部の監督兼コーチに就任した岡田久美子さんが6月5日、東京都内で製菓会社LOTTE主催の「噛む力をスポーツの力に」 […]
2026.06.05
100m栁田大輝が日本選手権欠場 ハムストリングス肉離れでアジア大会絶望「悔しいが次の目標に切り替える」
Honda陸上競技部は6月5日、チームのSNSを通じて、男子100mの栁田大輝が名古屋アジア大会(9月下旬)日本代表選考の最重要競技会である日本選手権(6月12日~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)を欠場すると発表した […]
2026.06.05
編集部コラム「睡眠不足に注意を!」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2026.06.05
鵜澤飛羽がケガで日本選手権欠場を表明 「丁寧に治していきます」
男子短距離の鵜澤飛羽(JAL)が6月5日、自身のSNSで日本選手権(6月12日~14日)の欠場を発表した。理由はケガとしている。 鵜澤は昨年の東京世界選手権で男子200mに出場し、準決勝へ進出。今季は5月上旬まで100m […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図