2026.06.02
滋賀インタ-ハイ(7月30日~8月5日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
北信越地区では6月1日までに5県が終了し、各地で好記録が相次いだ。
長野県大会では女子スプリントで佐久長聖勢が席巻した。100mは昨年の国民スポ-ツ大会少年AとU18大会でいずれも4位の中村波南(3年)が予選から11秒86(+1.3)の大会新、決勝は12秒20(-2.9)で制した。
200mは佐久長聖の3年生トリオがワン・ツー・スリー。宮澤希が24秒25(+1.2)、中村波南が24秒26、鎌倉梨々華が24秒48で、そろって大会記録を更新。400mでは昨年インタ-ハイ7位、U20日本選手権2位の鎌倉が自身の持つ県高校記録を0.14秒更新、大会記録も15年ぶりに上回る54秒37で連覇を果たしている。
女子100mハードルは昨年インタ-ハイ8位の阪真琴(3年)が予選で自身が昨年マ-クした大会記録を上回る13秒90(-0.3)を出すと、準決勝で13秒75(+1.6)とさらに更新。決勝は追い風参考ながら13秒49(+4.0)で3連覇を果たした。阪は400mハードルも59秒54で制して2冠を達成した。
女子4×100mリレーは、中村、鎌倉、宮澤、阪のオーダーで予選から同校が昨年マ-クした大会記録を0.55秒も更新する46秒31、決勝は46秒42でV。最終日の4×400mリレーでは宮澤、鎌倉、中村、阪でバトンをつなぎ、3分42秒40の県新記録で締めくくっている。
女子3000mは都大路V2の長野東勢がワン・ツー・スリー。1区区間賞の川上南海(3年)が9分17秒33で制し、全国高校駅伝2年連続区間賞の真柴愛里(現・名城大)が昨年マ-クした大会記録を1秒56更新。2位の本田結彩(2年)が9分35秒27、3位の今井玲那(3年)が9分37秒29と強さを示した。
男子は中長距離で佐久長聖勢がV。1500mは赤坂直人(3年)が3分55秒20、5000mは小海楽空(3年)が14分24秒75、3000m障害は橋本蒼平(2年)が9分04秒42でそれぞれ制している。
男子4×400mリレーは上伊那農が3分16秒61で制し、やり投では内藤馨(長野日大通3)が63m13の大会新で優勝を果たした。
新潟県大会では、男子ハンマー投で昨年U18大会4位の帆刈暖登(新津工3)が6投目で県高校新となる64m07を放ち、逆転勝ち。これまで県高校記録(63m10)を保持していた荒井暖斗(新発田南3)は59m74で2位にとどまったが、2人そろって従来の大会記録(58m45)を11年ぶりに上回った。
女子800mは堤海遥(新潟第一2)が25年ぶり大会新となる2分07秒28で2連覇を果たし、1500m(4分25秒20)と合わせて自己ベストでの2種目Vを達成。男子1500mは椿瑠偉音(開志国際3)が5年ぶりの大会記録となる3分54秒31で制すると、5000mも14分43秒91で2冠を果たした。
リレーは新潟明訓が大会史上初の男女4種目全制覇。4×100mは男子が40秒76、女子は46秒75、4×400mは男子が3分16秒31、女子が3分51秒53でそれぞれ優勝している。女子4×100mの1走を務めた田村美桜(3年)は100mを12秒04(+0.7)で2連覇し、200mも24秒67(+0.5)と、個人でも2種目に勝ち、3冠に輝いている。
石川県大会は、男子400mで昨年中学新記録で全中を制した金子斐音(星稜1)が48秒28で快勝。男子110mハードルは鶴来充希(金沢3)が大会記録を更新する14秒38(-0.7)で連覇。男子400mハードルは澤村昂志郎(金沢3)が52秒13の大会新記録で制した。
男子砲丸投は門田育知(星稜3)が自身の県高校記録を一気に83cmも更新する16m11でV。女子100mは昨年の国スポ少年B100m2位の橋本蒼衣(金沢泉丘2)が自己ベストとなる11秒73(+1.9)で快勝し、200mも24秒19(-0.1)で制し2冠を達成している。
女子1500mは相浦依莉紗(金沢学院大附2)が4分28秒84で2位に14秒近い大差をつけ快勝。3000m(9分43秒14)で2冠を果たした。
富山県大会は、男子やり投で髙栁圭汰(富山商3)が62m13で連覇。男子棒高跳では百生暁人(富山商3)が4m72の大会新記録で制している。
女子200mでは、中田葉月(富山北部3)が大会記録に0.01秒と迫る24秒92(+0.5)で、100m(12秒08/+0.9)で2冠を達成した。女子走幅跳は古瀬麗愛(富山商2)が大会記録を41年ぶりに9cm更新する5m86(+0.6)で優勝した。
福井県大会では、男子100mで上位3人が大会記録を上回った。2.0mの追い風にも恵まれ、元山尚紀(鯖江3)が10秒46で制し、村下綾星(福井工大福井3)が10秒52、佐々木空(北陸3)が10秒55とハイレベルな接戦を演じた。女子100mは南綾音(北陸3)が11秒89(+2.4)で制し、200m、4×100mリレーとの3冠を達成している。
男子やり投では工藤李孔(敦賀工3)が59m73の大会新記録でV。女子100mハードルでは向かい風ながら藤田紗季(敦賀2)が13秒79(-2.8)で快勝した。
北信越大会は6月18日から4日間、石川・西部緑地公園陸上競技場で行われる。
文/荒井寛太
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