明学大は3月5日、東京都内の白金キャンパスで記者会見を開き、2021年東京五輪マラソン代表の中村匠吾(富士通)が4月1日付で陸上部長距離ブロック監督に就任することを発表した。
スーツにネクタイ姿で登壇した中村監督は「4月から就任することが決まりました。2030年の予選会突破、そして2031年の箱根駅伝本戦出場を目指して、5年スパンで精いっぱい進めさせていただきたいと思っています」とあいさつした。
指導は既に3月2日からスタートしており、「選手たちの練習、姿勢を見る限りは十分可能だと思っています」。まずは現実的な目標として、「予選会過去最高順位の19位を確実に上回ところを狙っていきたいです」と抱負を語る。
昨年4月からは早大大学院で学びながら競技を続け、今年1月23日に引退を発表した。「現役を終えると同時に指導者の道に進みたいと考えていました」と明かし、昨年の12月末頃に大学側から打診を受けて応じたという。
指導者としての経験はないが、駒大の後輩でもある大坪桂一郎氏をコーチに招聘。「ゼロベースからのスタートになると思います。選手とコミュニケーションを取りながら私自身も成長する機会にしていきたいです」と決意を込めた。
大学内に駒大と関係の深い教員がいたことをきっかけに話が進んだという。今尾真学長は「お互いにゼロから始めて目標を達成しようというところで一致して、本日に至りました。人柄も競技その他に取り組む姿勢も真摯で、本学の学生とも非常に合致します」と期待する。
主将の小出暖人(2年)は「4月から中村監督と新しいスタートが切れることを大変うれしく思っています。中村監督とともに箱根駅伝に出場できるように頑張っていきます」と気持ちを新たにしていた。
明学大は08年から長距離ブロックの支援を始め、箱根駅伝予選会の最高成績は24年の19位。横浜市内に寮や全天候型のトラックもあり、大学側も従来の規模を上回る支援を進めていく方針だ。
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