HOME 国内、日本代表

2026.02.16

男子・山西利和が世界新でアジア大会内定!4位まで世界新!女子は梅野が初制覇/日本選手権ハーフ競歩
男子・山西利和が世界新でアジア大会内定!4位まで世界新!女子は梅野が初制覇/日本選手権ハーフ競歩

26年日本選手権男子ハーフ競歩を世界新で優勝した山西利和

◇第109回日本選手権ハーフマラソン競歩(2月15日/兵庫・六甲アイランド)

アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権ハーフマラソン競歩が行われ、男子は山西利和(愛知製鋼)が1時間20分34秒の世界新記録で2連覇を達成した。

広告の下にコンテンツが続きます

従来の20kmからハーフマラソン(21.0975km)への距離ルール変更があり、今年から本格的にスタート。その記念すべき最初の日本選手権覇者は、やはり王者だった。前回、1時間16分10秒の世界新を樹立した山西が2年連続4度目(20km含む)の制覇となる。

10km通過が38分46秒で、この時点で山西、吉川絢斗(サンベルクス)、野田明宏(自衛隊体育学校)、丸尾知司(愛知製鋼)ら10人以上が集団となる。だが、その後徐々に絞られていき、15kmは57分40秒で通過。5人ほどの優勝争いが展開された。

残り5kmで山西がペースアップ。そこから一気に後続を引き離した。それでも、20km通過が山西が1時間16分26秒で行っただけでなく、吉川(1時間16分38秒)、野田(1時間16分42秒)が20kmの日本歴代3、4位という、とてつもないハイペース・ハイレベルな争いに。4位の丸尾までが世界記録基準記録(1時間21分30秒)を切る“世界新”決着となった。

山西は「ペースを上げた時に立て続けに注意を受けたので、まだ(歩型が)悪く見えてしまう。これから国際大会でハードな勝負をする上で修正すべきところ」と反省し「ホッとしました」と胸をなで下ろした

これで名古屋アジア大会代表に内定。18年ジャカルタ大会以来となり、「前回は銀メダルだったので金メダルを取れるように頑張りたい」と抱負を語った。

東京世界選手権20km競歩7位の吉川が2位。「勝ちきりたかった。選ばれればアジア大会こそ勝ちたい」と闘志を燃やしていた。ロング(50km、35km)で国際舞台を経験してきた野田が復調気配を示す3位。東京世界選手権20km・35km代表の丸尾が4位、35km競歩で世界選手権銅メダルの勝木隼人(自衛隊体育学校)は1時間22分06秒で5位となった。

女子は東京世界選手権20km銅メダリストの藤井菜々子(エディオン)が不在のなか、梅野倖子(LOCOK)が1時間35分01秒で初優勝。アジア大会代表に内定した。

東京世界選手権20km代表の柳井綾音(立命大)の後ろでレースを進め、「ラスト5km付近の給水で自分のほうが余裕があるように感じた」と勝負どころを見極めた。2位には1時間35分57秒で柳井が続いている。

◇第109回日本選手権ハーフマラソン競歩(2月15日/兵庫・六甲アイランド) アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権ハーフマラソン競歩が行われ、男子は山西利和(愛知製鋼)が1時間20分34秒の世界新記録で2連覇を達成した。 従来の20kmからハーフマラソン(21.0975km)への距離ルール変更があり、今年から本格的にスタート。その記念すべき最初の日本選手権覇者は、やはり王者だった。前回、1時間16分10秒の世界新を樹立した山西が2年連続4度目(20km含む)の制覇となる。 10km通過が38分46秒で、この時点で山西、吉川絢斗(サンベルクス)、野田明宏(自衛隊体育学校)、丸尾知司(愛知製鋼)ら10人以上が集団となる。だが、その後徐々に絞られていき、15kmは57分40秒で通過。5人ほどの優勝争いが展開された。 残り5kmで山西がペースアップ。そこから一気に後続を引き離した。それでも、20km通過が山西が1時間16分26秒で行っただけでなく、吉川(1時間16分38秒)、野田(1時間16分42秒)が20kmの日本歴代3、4位という、とてつもないハイペース・ハイレベルな争いに。4位の丸尾までが世界記録基準記録(1時間21分30秒)を切る“世界新”決着となった。 山西は「ペースを上げた時に立て続けに注意を受けたので、まだ(歩型が)悪く見えてしまう。これから国際大会でハードな勝負をする上で修正すべきところ」と反省し「ホッとしました」と胸をなで下ろした これで名古屋アジア大会代表に内定。18年ジャカルタ大会以来となり、「前回は銀メダルだったので金メダルを取れるように頑張りたい」と抱負を語った。 東京世界選手権20km競歩7位の吉川が2位。「勝ちきりたかった。選ばれればアジア大会こそ勝ちたい」と闘志を燃やしていた。ロング(50km、35km)で国際舞台を経験してきた野田が復調気配を示す3位。東京世界選手権20km・35km代表の丸尾が4位、35km競歩で世界選手権銅メダルの勝木隼人(自衛隊体育学校)は1時間22分06秒で5位となった。 女子は東京世界選手権20km銅メダリストの藤井菜々子(エディオン)が不在のなか、梅野倖子(LOCOK)が1時間35分01秒で初優勝。アジア大会代表に内定した。 東京世界選手権20km代表の柳井綾音(立命大)の後ろでレースを進め、「ラスト5km付近の給水で自分のほうが余裕があるように感じた」と勝負どころを見極めた。2位には1時間35分57秒で柳井が続いている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.01

飯野摩耶が東農大女子長距離ブロックコーチに就任「恩返しできるように」15年アジア選手権代表

飯野摩耶が自身のSNSを更新し、母校である東農大の女子長距離ブロックコーチに就任したことを発表した。 飯野は1988年生まれの38歳。山梨県出身で中3時に1500mで全中優勝。韮崎高から第一生命に進み、2012年には24 […]

NEWS 青学大長距離ブロックがレッドブルとパートナー契約! 「翼をさずかりました」

2026.04.01

青学大長距離ブロックがレッドブルとパートナー契約! 「翼をさずかりました」

青学大陸上部長距離ブロックは4月1日、レッドブルとパートナー契約を結んだと発表した。 レッドブルはスケートボードやスキージャンプなどをサポートしており、公開されたインタビュー内で原晋監督は「私たちとまったく異なるジャンル […]

NEWS キヤノンAC九州にIH800m入賞の朝野流南、インカレ出場の池主茉弥ら5人が新加入

2026.04.01

キヤノンAC九州にIH800m入賞の朝野流南、インカレ出場の池主茉弥ら5人が新加入

キヤノンAC九州は4月1日、同日付で青柳朋花(大阪芸大)、池主茉弥(拓大)、朝野流南(東大阪大敬愛高)、吉田葵唯(九国大付高・福岡)、瀧川ゆめ(大分東明高)の5選手が加入したと発表した。 青柳は千葉県出身。市船橋高から大 […]

NEWS 安川電機に菅野裕二郎、平島龍斗、吉中祐太が加入 箱根駅伝経験者3人が新戦力

2026.04.01

安川電機に菅野裕二郎、平島龍斗、吉中祐太が加入 箱根駅伝経験者3人が新戦力

安川電機は4月1日、菅野裕二郎(東京国際大卒)、平島龍斗(日体大卒)、吉中祐太(中大卒)の3選手が新入社員としてチームに加入したと発表した。 菅野は福島・学法石川高3年時の21年インターハイ5000mで7位入賞している。 […]

NEWS 北村夢さんが駿河台大外部コーチに就任「新しい環境での挑戦にワクワク」800m学生記録保持

2026.04.01

北村夢さんが駿河台大外部コーチに就任「新しい環境での挑戦にワクワク」800m学生記録保持

女子800m学生記録保持者の北村夢さんが自身のSNSを更新し、4月から駿河台大の外部コーチに就任することを明かした。 北村さんは東京出身。名門・東京高時代にはインターハイに出場し、日体大に進学してからさらに飛躍した。4年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top