2025.12.27
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km)
大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく。
10月の全日本大学女子駅伝を制したのは城西大。1区・本間香(1年)の区間賞から4区までトップを譲らず。一度は3位に順位を落としたが、アンカー金子陽向(4年)が再逆転して25年ぶりの頂点に立った。
そのメンバー6人全員が富士山女子駅伝にもエントリー。前回は序盤は苦戦しつつ、中盤以降で徐々に順位を上げて6位だった。二本柱とも言える金子と兼子心晴(4年)の“ダブル・カネコ”が中心になる。前回上り坂が続く7区で区間2位と力走した石川苺(3年)の存在も心強い。一気の2冠もあり得そうだ。
長く駅伝で2位が続いている大東大も注目。全日本では5区のサラ・ワンジル(2年)が区間賞だった。ワンジルは前回大会も5区区間賞と、その安定感は他校の脅威になる。日本人エース・野田真理耶(4年)の復調がカギを握りそうだ。
昨年度、2冠を達成した立命大には連覇が懸かる。全日本は足並みがそろわずまさかの5位となったが土屋舞琴(4年)、太田咲雪(3年)、山本釉未(2年)、佐藤ゆあ(1年)と各学年にいるキーマンが力を発揮すれば優勝争いは間違いない。前回3区区間賞の森安桃⾵(2年)の上昇も重要だ。
23年度まで圧倒的女王として君臨してきた名城大は、24、25年とここまでタイトルを逃している。だが、全日本では米澤奈々香、石松愛朱加、大河原萌花といった4年生がようやく力を発揮。総合3位に入った。3年生の村岡美玖やルーキーの細見芽生らタレントも抱負で前回8位からの浮上を目指す。
前回3位の日体大、同4位の拓大、全日本4位にはった東北福祉大、大阪学大あたりも上位争いに加わるだろう。
富士山の麓で繰り広げられる女子大学生たちの熱い継走。“今年最後”の駅伝を制するのは果たして。
富士山女子駅伝は富士山本宮浅間大社前スタート、富士総合運動公園陸上競技場フィニッシュで行われ、10時にスタート。レースの模様はフジテレビ系列で生中継される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.27
-
2025.12.27
-
2025.12.26
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.27
立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]
2025.12.27
箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]
2025.12.27
村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮
男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
