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2025.11.03

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初参戦で初ニューイヤー!M&Aが健闘の6位「チームの第1章を刻むことができた」/東日本実業団駅伝
初参戦で初ニューイヤー!M&Aが健闘の6位「チームの第1章を刻むことができた」/東日本実業団駅伝

25年東日本実業団駅伝で6位に入ったM&Aベストパートナーズ

◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km)

ニューイヤー駅伝の出場権を懸けた第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、ロジスティードが3時間31分24秒で初優勝を飾った。

初出場のM&Aベストパートナーズが3時間33分38秒で6位に食い込み、初のニューイヤー駅伝出場権をつかみ取った。

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2025年4月に本格始動したばかり。2023年12月にそのプロジェクトを立ち上げ、プレーイングマネージャーとしてチーム作りを進めてきた神野大地は「初年度でニューイヤー駅伝出場を達成することができ、チームの歴史の第1章を刻むことができました」と胸を張った。

ニューイヤー駅伝の東日本出場枠は「12」。さらに、来年正月が第70回の記念大会を迎えるため、記念枠として13位以下で最上位の企業チーム(12位とのタイム差10分以内でフィニッシュした場合)も出場権を得られる。

だが、M&Aベストパートナーズは1区・山平怜生が4位と好スタートを切ると、出場圏内で、それも余裕をもってタスキをつなぎ続けた。

4区の8位が中継所での最低順位。「どんな条件でも走れる、駅伝につながる練習を多く入れました」と神野が語るように、選手たちは混戦をたくましく切り抜ける。

そして、アンカー・中川雄太が6番目でフィニッシュラインを駆け抜け、初出場初全日本を達成。「思った以上の成果というか、チームの輪が作れています」と神野はうなずく。

登録名はM&Aベストパートナーズだが、チーム名は「MABPマーヴェリック」。競技結果だけではなく、「陸上界を巻き込んで、プロ野球やJリーグのようにもっと多くの人が親しい安く、応援してもらえるようなチームを作りたい」(神野)という思いがある。SNSなどで積極的に発信するなど、「誰もが走ったことのない道を、ともに走ろう」をスローガンに新たな実業団チームのかたちを目指し、取り組みを続けてきた。

この日、「(応援に)どのくらいの人が来てくれるのかな、15人か20人ぐらいかと思っていたら、100人ぐらい来てくださった。しかも、7時半ぐらいで。もうその段階で感動しました」と神野。チーム立ち上げからの成果、そしてチーム全員の成長を実感する駅伝となった。

◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) ニューイヤー駅伝の出場権を懸けた第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、ロジスティードが3時間31分24秒で初優勝を飾った。 初出場のM&Aベストパートナーズが3時間33分38秒で6位に食い込み、初のニューイヤー駅伝出場権をつかみ取った。 2025年4月に本格始動したばかり。2023年12月にそのプロジェクトを立ち上げ、プレーイングマネージャーとしてチーム作りを進めてきた神野大地は「初年度でニューイヤー駅伝出場を達成することができ、チームの歴史の第1章を刻むことができました」と胸を張った。 ニューイヤー駅伝の東日本出場枠は「12」。さらに、来年正月が第70回の記念大会を迎えるため、記念枠として13位以下で最上位の企業チーム(12位とのタイム差10分以内でフィニッシュした場合)も出場権を得られる。 だが、M&Aベストパートナーズは1区・山平怜生が4位と好スタートを切ると、出場圏内で、それも余裕をもってタスキをつなぎ続けた。 4区の8位が中継所での最低順位。「どんな条件でも走れる、駅伝につながる練習を多く入れました」と神野が語るように、選手たちは混戦をたくましく切り抜ける。 そして、アンカー・中川雄太が6番目でフィニッシュラインを駆け抜け、初出場初全日本を達成。「思った以上の成果というか、チームの輪が作れています」と神野はうなずく。 登録名はM&Aベストパートナーズだが、チーム名は「MABPマーヴェリック」。競技結果だけではなく、「陸上界を巻き込んで、プロ野球やJリーグのようにもっと多くの人が親しい安く、応援してもらえるようなチームを作りたい」(神野)という思いがある。SNSなどで積極的に発信するなど、「誰もが走ったことのない道を、ともに走ろう」をスローガンに新たな実業団チームのかたちを目指し、取り組みを続けてきた。 この日、「(応援に)どのくらいの人が来てくれるのかな、15人か20人ぐらいかと思っていたら、100人ぐらい来てくださった。しかも、7時半ぐらいで。もうその段階で感動しました」と神野。チーム立ち上げからの成果、そしてチーム全員の成長を実感する駅伝となった。

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