HOME 高校

2025.10.25

仙台育英が11年連続の男女V! 男子は2時間1分45秒の大会新 女子は下級生主体で34回目の都大路へ/宮城県高校駅伝
仙台育英が11年連続の男女V! 男子は2時間1分45秒の大会新 女子は下級生主体で34回目の都大路へ/宮城県高校駅伝

男女アベックVの仙台育英。女子1区の長森結愛と男子4区の鈴木大翔

全国高校駅伝の出場権を懸けた宮城県高校駅伝が10月25日、栗原市ハーフマラソンコースで行われ、仙台育英が11年連続の男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間1分45秒の大会新記録で11年連続34回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は1時間6分52秒で34年連続34回目の優勝を手にした。

男女ともに全国優勝を狙う仙台育英が圧巻の走りを見せた。

昨年都大路3位の男子は、1区(10km)を務めたインターハイ5000m2位の菅野元太(3年)が29分25秒の区間賞で首位発進。2区(3km)の佐々木蓮斗(3年)も8分30秒の区間賞の走りで独走体制を築く。

広告の下にコンテンツが続きます

その後も4区(8.0875km)を務めたインターハイ5000m5位の鈴木大翔(3年)が23分06秒、5区(3km)の青島大陸(3年)が8分14秒、最終7区(5km)の鶴藤健琉(2年)が14分15秒といずれも区間新で後続を突き放し、3つの区間新を含むオール区間賞のレースを披露。全国大会は12年連続36回目の出場となる。

2位には2時間9分43秒で東北が入った。3位には2時間11分29秒で利府が続いた。

前回の都大路で3位だった女子は、1区(6km)を務めたインターハイ1500m7位の長森結愛(1年)が18分50秒の区間新記録でトップ中継。東北の男乕結衣(2年)も18分54秒の区間新記録で粘ったが、2区(4.0975km)を務めたインターハイ800m出場のルーキー・黒川志帆が13分17秒の区間賞でその差を広げる。

その後、3区(3km)のミリアム・ジェリ(2年)が9分08秒、4区(3km)の半田帆乃花(3年)が9分32秒、5区(5km)の渡辺光桃(3年)が16分05秒と、いずれも区間賞を獲得。後続に4分37秒差をつけ、34年連続の都大路切符を手にした。

2位は東北が1時間11分29秒で入った。3位には仙台大明成が1時間15分03秒で続いた。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた宮城県高校駅伝が10月25日、栗原市ハーフマラソンコースで行われ、仙台育英が11年連続の男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間1分45秒の大会新記録で11年連続34回目の制覇。女子(5区間21.0975km)は1時間6分52秒で34年連続34回目の優勝を手にした。 男女ともに全国優勝を狙う仙台育英が圧巻の走りを見せた。 昨年都大路3位の男子は、1区(10km)を務めたインターハイ5000m2位の菅野元太(3年)が29分25秒の区間賞で首位発進。2区(3km)の佐々木蓮斗(3年)も8分30秒の区間賞の走りで独走体制を築く。 その後も4区(8.0875km)を務めたインターハイ5000m5位の鈴木大翔(3年)が23分06秒、5区(3km)の青島大陸(3年)が8分14秒、最終7区(5km)の鶴藤健琉(2年)が14分15秒といずれも区間新で後続を突き放し、3つの区間新を含むオール区間賞のレースを披露。全国大会は12年連続36回目の出場となる。 2位には2時間9分43秒で東北が入った。3位には2時間11分29秒で利府が続いた。 前回の都大路で3位だった女子は、1区(6km)を務めたインターハイ1500m7位の長森結愛(1年)が18分50秒の区間新記録でトップ中継。東北の男乕結衣(2年)も18分54秒の区間新記録で粘ったが、2区(4.0975km)を務めたインターハイ800m出場のルーキー・黒川志帆が13分17秒の区間賞でその差を広げる。 その後、3区(3km)のミリアム・ジェリ(2年)が9分08秒、4区(3km)の半田帆乃花(3年)が9分32秒、5区(5km)の渡辺光桃(3年)が16分05秒と、いずれも区間賞を獲得。後続に4分37秒差をつけ、34年連続の都大路切符を手にした。 2位は東北が1時間11分29秒で入った。3位には仙台大明成が1時間15分03秒で続いた。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top