2025.09.26
20歳未満のアスリートが争う、第41回U20日本選手権が9月27、28日の2日間、静岡・草薙総合運動場陸上競技場で行われる。同日程でU20東アジア選手権が開催されるため、代表入りした一部の有力選手は出場しないが、学生や高校生らが多数出場を予定する。エントリーリストを中心に、男子18種目を展望する。
100mは広島インターハイで高校記録(10秒00)をマークした清水空跳(星稜高2石川)は不在だが、同大会で追い風参考ながら10秒06(+2.4)で2位に入っている菅野翔唯(東農大二2群馬)がエントリーしている。関東インカレ2部100m3位で10秒24を持つ上山拓己(尚美学大)、インターハイ3位の安川飛翔(洛南高3京都)、関西インカレ1部100mを制しているアブラハム光オシナチ(関大)らとハイレベルな争いに期待したい。
200mは混戦模様だ。マルティネス・ブランドン・ボイド(四国学大)が持ち記録では20秒80でトップ。7月に高2歴代9位タイの20秒87をマークしている伴野智星(静岡市高2)が追うが、伴野はインターハイ以降は主だった出場がない。西日本インカレ5位の中村遥斗(福岡大)、インターハイ3位の佐藤克樹(東京学館新潟高3)も上位に絡みそうだ。
400mはインターハイで上位を占めた高校生に元気がある。高校歴代8位タイの46秒38で制した小澤耀平(城西高3東京)がインターハイとの2冠に挑む。同2位の長谷川桜介(日大東北高3福島)、同3位の髙橋千尋(港北高3神奈川)らが阻めるか。800mはともに1分49秒台を持つ中大勢の宮下颯汰と上田悠輔に、インターハイ王者・菊池晴太(盛岡四高3岩手)が競り合う構図となる。
1500mは前回2位の川口峻太朗(順大)や、インターハイ5位で地元の小林環(静岡東高3)、森亮太(美濃加茂高3岐阜)といった3分43秒台を持つ3人が軸となりそう。3000mや5000mは本田桜二郎(鳥取城北高3)が本命。5000mにはインターハイ2位の菅野元太(仙台育英高3宮城)、青学大の安島莉玖と榅山一颯も上位を見据えている。3000m障害はインターハイ2位の古賀想太(市前橋高3群馬)がややリードしている。
U20規格で行われる110mハードルでは、昨年の全中覇者でインターハイ400mハードルを制している後藤大樹(洛南高1京都)がエントリー。U20規格で13秒44を持つ酒井大輔(四学香川西高3)、後藤の先輩でもある濱崎秀馬(3年)ら上級生が意地を見せたい。400mハードルは酒井に加え、インターハイ3位の長谷川桜介(日大東北高3福島)、山田那月(同大)ら50秒台を持つ選手による混戦となりそうだ。
跳躍種目では、走高跳はインターハイ覇者の中村佳吾(関大北陽高3大阪)と、周世原春玖(関西福祉大)といった大学2年生勢が軸。棒高跳は高校歴代6位の5m31をマークした井上直哉(阿南光高3徳島)、同記録を持つ谷口海斗(中京大)による好勝負に期待したい。
走幅跳では8月末に7m70(+1.6)をマークした髙橋然(広島工大高3)がランキングトップに急浮上。前回6位の成川倭士(順大)、昨年のU20世界選手権代表の土屋拓人(筑波大)といった学生勢も力がある。三段跳はインターハイで記録無しの悔しさを味わった井上敏志(玉野光南高3岡山)が頂点に挑戦。関東インカレ1部6位の鷲頭慶士(順大)、15m49を持つ小坂羚叶(四学香川西2)もうかがう。
投てき種目では、砲丸投は高校歴代5位の18m08をプットしている大垣尊良(World Rotation/厚真2北海道)の力が抜けている。記録にも注目だ。円盤投は田窪一翔(日大)、インターハイ王者の東琉空(稲生高3三重)が軸。ハンマー投は白木康介(筑波大)が持ち記録でややリードしており、やり投では69m台を持つ篠原暖日(中京大)や大塚元稀(水戸工高3茨城)による70m台を見据えた勝負に期待したい。
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