HOME 国内、世界陸上、日本代表
急遽準決勝進出の泉谷駿介は途中棄権 4台目のハードルにぶつかり転倒/東京世界陸上
急遽準決勝進出の泉谷駿介は途中棄権 4台目のハードルにぶつかり転倒/東京世界陸上

東京世界陸上男子110mH準決勝に出場した泉谷駿介

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目

東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルの準決勝1組目に登場した泉谷駿介(住友電工)は、4台目で転倒し、29秒71でフィニッシュしたが、ハードルを越えなかったと判定され、途中棄権となった。

スタートから勢いよく飛び出した泉谷は、1台目のハードルを倒し、バランスを崩しながら2、3台目へ。高いハードリング技術を有する泉谷だが、そこから体勢を戻せないままらしくない走りに終始した。

広告の下にコンテンツが続きます

ブタペスト世界陸上で5位入賞を果たした泉谷は、2大会連続の決勝進出が期待されていたが、15日の予選でスタートに失敗。13秒52(-0.6)の組5着となり、各組4着以内に入れず、プラス通過できる上位4人にも残れなかった。

それが、16日の準決勝直前に棄権者が出たとして、予選で落ちた選手のうち、最も速いタイムを出していた泉谷が繰り上げに。心と身体の準備が整わないまま迎えた準決勝だった実力を発揮するには至らなかった。

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルの準決勝1組目に登場した泉谷駿介(住友電工)は、4台目で転倒し、29秒71でフィニッシュしたが、ハードルを越えなかったと判定され、途中棄権となった。 スタートから勢いよく飛び出した泉谷は、1台目のハードルを倒し、バランスを崩しながら2、3台目へ。高いハードリング技術を有する泉谷だが、そこから体勢を戻せないままらしくない走りに終始した。 ブタペスト世界陸上で5位入賞を果たした泉谷は、2大会連続の決勝進出が期待されていたが、15日の予選でスタートに失敗。13秒52(-0.6)の組5着となり、各組4着以内に入れず、プラス通過できる上位4人にも残れなかった。 それが、16日の準決勝直前に棄権者が出たとして、予選で落ちた選手のうち、最も速いタイムを出していた泉谷が繰り上げに。心と身体の準備が整わないまま迎えた準決勝だった実力を発揮するには至らなかった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top