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2025.06.20

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800m・木田美緒莉が2分06秒45!33年ぶり道高校新で1500mとの2冠 吉田星も5000m14分00秒70で2種目制覇/IH北海道
800m・木田美緒莉が2分06秒45!33年ぶり道高校新で1500mとの2冠 吉田星も5000m14分00秒70で2種目制覇/IH北海道

木田美緒莉(25年IH北海道大会)

◇インターハイ北海道地区大会(6月17日~20日/旭川花咲スポーツ公園陸上競技場)3日目

広島インターハイ出場を懸けた北海道地区大会の3日目が行われ、女子800mで木田美緒莉(旭川龍谷3)が2分06秒45の道高校新をマークして1500mとの2冠に輝いた。

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前日の1500mも4分22秒42の大会新で制していた木田。この日も2位に9秒以上の大差をつける快走を見せた。1992年に保坂よし子(室蘭大谷/現・北海道大谷室蘭)が出した北海道高校記録(2分07秒14)を33年ぶりに塗り替え、1年時に出した自己ベスト(2分11秒08)を4秒63も短縮。今季高校ランキングで3位に浮上する好タイムだった。

男子5000mは吉田星(東海大札幌2)が30度を超える暑さをものともせず、14分00秒70で快勝した。2位(14分25秒11)のガユ・サミュエル(札幌山の手3)を寄せ付けず、2位の初日の1500mとの2冠に輝いた。

男子400mハードルは前日に八種競技王者に輝いた若松寛大(北海道栄3)が自己新の52秒38で2種目制覇を果たした。

昨年のU18大会では300mハードルでB決勝1位になっている若松。初日、2日目の八種競技を5397点の大会新で制した疲れも見せずに力走した。2位には1学年後輩の大山颯弥が52秒49で続き、北海道栄勢でワン・ツーを占めた。3位の溝延亘(北海3)も52秒85と好走している。

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投てきでも好記録が相次ぎ、男子やり投は清水佑真(帯広柏葉3)が自身初の60mスローとなる60m13、女子円盤投でも落合夢(旭川志峯3)が自身初めて40m台に乗せる41m42でそれぞれ制している。

全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。

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インターハイ北海道大会優勝者一覧をチェック!

●男子 100m 三輪紘大(北海道栄3) 10秒57(-0.7)=大会タイ 400m 齋藤実都瑠(小樽桜陽3) 48秒00 800m 山田和生(帯広拍葉2) 1分54秒01 1500m 吉田星(東海大札幌2) 3分45秒21=道高校新、大会新 5000m 吉田星(東海大札幌2) 14分00秒70 400mH 若松寛大(北海道栄3) 52秒38 4×100mR 北海道栄 40秒62 走高跳 坂本唯斗(立命館慶祥2) 2m00 棒高跳 関谷悠暉(八雲2) 4m50 走幅跳 後藤大輔(北海道栄3) 7m63(+1.8) 円盤投 大垣尊良(厚真2) 47m46 ハンマー投 上村宗仁朗(武修館3) 55m62 やり投 清水佑真(帯広柏葉3) 60m13 八種競技 若松寛大(北海道栄3) 5397点=大会新 [adinserter block="4"] ●女子 100m 山崎心愛(旭川志峯3) 11秒83(-2.1) 400m 大島璃海(北海道栄3) 55秒48 800m 木田美緒莉(旭川龍谷3) 2分06秒45=道高校新、大会新 1500m 木田美緒莉(旭川龍谷3) 4分22秒42=大会新 100mH 峯岸美來(立命館慶祥2) 13秒96(-0.8) 400mH 岩佐夏葵(立命館慶祥3) 61秒56 5000m競歩 安部栞夏(北見柏陽3) 24分55秒37 4×100mR 立命館慶祥 47秒56 走高跳 矢澤礼菜(立命館慶祥2) 1m62 棒高跳 宮本花杏(石狩南3) 3m30 走幅跳 塚越美琶(旭川龍谷2) 5m71(+2.8) 砲丸投 田辺采子(北見柏陽2) 11m61 円盤投 落合夢(旭川志峯3) 41m42 ハンマー投 青木菜桜(幕別清陵3) 46m57 やり投 上田志保(帯広三条1) 41m07

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