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2025.06.19

箱根駅伝の関東学生連合チーム編成方法が変更「チーム枠10名」+「その他個人枠6名」に!出走回数の上限は「2回」
箱根駅伝の関東学生連合チーム編成方法が変更「チーム枠10名」+「その他個人枠6名」に!出走回数の上限は「2回」

24年箱根駅伝予選会の様子

一般社団法人関東学生陸上競技連盟は6月19日、「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」と題したリリースを発表し、関東学生連合チームの編成について「チーム枠10名」+「その他個人枠6名」に変更することを明らかにした。

関東学生連合チームは予選会で落選した伝統校、新たに箱根駅伝出場に挑戦する大学など、箱根駅伝を通じた強化のすそ野を広げることを目指し、2003年の第79回大会で、当時関東学連選抜の名称で初めて発足。07年~13年は正式参加、未編成の14年を経て、15年から現名称(オープン参加)で編成されてきた(2024年の第100回大会除く)。その関東学生連合チーム編成方法について、新たな取り組みが始まる。

前回までの編成方法は、「1)予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに1回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」だった。

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来年正月の第102回大会からは、「1)予選会の落選校の中で上位10大学(予選会総合11位~20位)に1枠ずつ与えて12月上旬のエントリー締切までに各校内で選出された選手と、それ以外の大学(予選会総合 21 位以下)の所属選手のうち各校1名で予選会個人順位の上位6名との、合計16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに2回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」に変更される。

今回の変更の目的として関東学連は、16名の編成方法に関して「チーム枠」は予選会終了後も落選校内において個人での本選出場を目指した切磋琢磨を生むこと、「その他個人枠」はチーム順位は下位でも出場を可能とすることによる多様性の確保の「両立を図るもの」としている。

また、出走制限年数を増やすことに関しては「経験の幅広い共有と、箱根駅伝を通じた選手強化の両立を図る」ことが目的という。

第102回箱根駅伝予選会は10月18日(土)午前8時30分スタートで実施予定。第102回箱根駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路がいずれも午前8時スタートで行われる。

一般社団法人関東学生陸上競技連盟は6月19日、「箱根駅伝に関する新たな取り組みについて」と題したリリースを発表し、関東学生連合チームの編成について「チーム枠10名」+「その他個人枠6名」に変更することを明らかにした。 関東学生連合チームは予選会で落選した伝統校、新たに箱根駅伝出場に挑戦する大学など、箱根駅伝を通じた強化のすそ野を広げることを目指し、2003年の第79回大会で、当時関東学連選抜の名称で初めて発足。07年~13年は正式参加、未編成の14年を経て、15年から現名称(オープン参加)で編成されてきた(2024年の第100回大会除く)。その関東学生連合チーム編成方法について、新たな取り組みが始まる。 前回までの編成方法は、「1)予選会の落選校の所属選手のうち、各校1名で、予選会個人順位の上位16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに1回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」だった。 来年正月の第102回大会からは、「1)予選会の落選校の中で上位10大学(予選会総合11位~20位)に1枠ずつ与えて12月上旬のエントリー締切までに各校内で選出された選手と、それ以外の大学(予選会総合 21 位以下)の所属選手のうち各校1名で予選会個人順位の上位6名との、合計16名で編成する」「2)本選において単独チームまたは連合チームですでに2回以上の出走経験がある選手は、1)の対象から除外する」に変更される。 今回の変更の目的として関東学連は、16名の編成方法に関して「チーム枠」は予選会終了後も落選校内において個人での本選出場を目指した切磋琢磨を生むこと、「その他個人枠」はチーム順位は下位でも出場を可能とすることによる多様性の確保の「両立を図るもの」としている。 また、出走制限年数を増やすことに関しては「経験の幅広い共有と、箱根駅伝を通じた選手強化の両立を図る」ことが目的という。 第102回箱根駅伝予選会は10月18日(土)午前8時30分スタートで実施予定。第102回箱根駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路がいずれも午前8時スタートで行われる。

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