HOME 駅伝、箱根駅伝

2020.11.05

【駅伝】第97回箱根駅伝を予定通り開催 応援自粛を要請「気持ちは離れていても届きます」
hakne2020start


関東学生陸上競技連合(関東学連)は11月5日、来年1月2、3日に予定している第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を予定通り開催することを決めたと発表した。

今年は新型コロナウイルスの影響により開催の可否を協議されてきたが、「日本陸連が定めるガイダンスに則り、感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります」と、万全の準備を整えていく構えだ。なお、今後の社会情勢によっては変更の可能性も残している。

広告の下にコンテンツが続きます

箱根駅伝は1920年に第1回が開催され、戦禍による中断(1944年~46年)はあったものの、大会そのものの中止はこれまでに一度もなく、正月の風物詩として親しまれてきた。

開催に当たって応援の自粛も要請しており、有吉正博会長は「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と綴っている。

●関東学連が発表した開催に際しての主な感染防止対策
・出場チーム、運営スタッフを含む大会関係者は、大会前 2 週間の体調、体温を記録し、異常がないことを確認した上で大会に参加します。
・出場チームの大学関係者や応援団、OB・OG、保護者による来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます。
・地域の皆さまには、応援のための外出をお控えいただき、特に沿道やスタート・フィニッシュ、中継所などでの観戦や応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
・その他、日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」に則り、感染症対策の専門家からも適宜アドバイスをいただきます。

関東学生陸上競技連合(関東学連)は11月5日、来年1月2、3日に予定している第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を予定通り開催することを決めたと発表した。 今年は新型コロナウイルスの影響により開催の可否を協議されてきたが、「日本陸連が定めるガイダンスに則り、感染症対策の専門家のアドバイスも踏まえて、様々な対策を取りながら準備を進めて参ります」と、万全の準備を整えていく構えだ。なお、今後の社会情勢によっては変更の可能性も残している。 箱根駅伝は1920年に第1回が開催され、戦禍による中断(1944年~46年)はあったものの、大会そのものの中止はこれまでに一度もなく、正月の風物詩として親しまれてきた。 開催に当たって応援の自粛も要請しており、有吉正博会長は「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。駅伝ファンの皆さまには、今回はテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」と綴っている。 ●関東学連が発表した開催に際しての主な感染防止対策 ・出場チーム、運営スタッフを含む大会関係者は、大会前 2 週間の体調、体温を記録し、異常がないことを確認した上で大会に参加します。 ・出場チームの大学関係者や応援団、OB・OG、保護者による来場および沿道での応援行為については強く自粛を求めます。 ・地域の皆さまには、応援のための外出をお控えいただき、特に沿道やスタート・フィニッシュ、中継所などでの観戦や応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 ・その他、日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」に則り、感染症対策の専門家からも適宜アドバイスをいただきます。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

【高校生FOCUS】走高跳・中村佳吾(関大北陽高)「プレッシャーがあったほうが跳べる」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 中村佳吾 Nakamura Keigo 関大北陽3大阪 毎月恒例掲載の高校生FOCUSは、男子走高跳の中村佳吾選手(関大北陽3大阪)に2025年を締めくくってもらいます。7月の広島 […]

NEWS インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

2025.12.29

インフル乗り越えた大東大・外園監督「出場できることに感謝」名城大・米田監督「総合力で勝ち切る」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

2025.12.29

全日本女王・城西大の赤羽監督は初Vへ「100%が出せれば見えてくる」立命大・杉村監督「この布陣で連覇を」/富士山女子駅伝

12月30日に開催される2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の前日会見と開会式が、29日に静岡県富士市内で行われた。 会見には城西大の赤羽周平監督、大東大の外園隆監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅 […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】全日本王者・駒大は6区に3度目となる伊藤蒼唯! 主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 全日本大学駅伝を制し、3年ぶりの優勝を狙う駒大は前回経験者4人を登録。1区は伊勢路でも同区間で区間4位と好走した小山翔也(3年) […]

NEWS 【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

2025.12.29

【箱根駅伝区間エントリー】悲願の初Vへ國學院大は2区に主将・上原琉翔! ルーキー・髙石樹が5区 野中恒亨らは補欠

第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)の区間エントリーが12月29日に発表された。 出雲駅伝を制し、悲願の初優勝を狙う國學院大は2区に主将の上原琉翔(4年)を登録。1区には前回6区の嘉数純平(4年)、4区には出雲 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top