HOME 高校

2024.11.01

女子は2区で逆転した那覇西が8年ぶりの優勝 男子は北山が首位譲らず6連覇/沖縄県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた沖縄県高校駅伝が11月1日、今帰仁村の総合運動公園付帯マラソンコースで行われた。台風の影響で暖かく湿った風が吹き、30度近いの気温という悪条件のなか、女子(5区間21.0975km)は那覇西が1時間18分34秒で8年ぶり2回目の制覇。男子(7区間42.195km)は北山が2時間18分31秒で6連覇を達成した。

女子の那覇西は、1区こそ2位だったが、2区(4.0975km)で大城ここの(3年)が区間賞の14分57秒で走破。第1中継所の45秒差をひっくり返し、22秒リードした。そのままトップをひた走り、3区・外間美桜(1年)、4区・金城里桜(2年)、5区・狩俣里衣(3年)がいずれも区間賞を獲得する走りで、8年ぶり2回目の都大路行きを決めた。

前回まで2連覇の北山は2分08秒差の2位。1区(6km)の親川杏花(3年)が20分54秒で区間賞発進したが、3連覇を逃した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子の北山は、1区の島袋翔(3年)が32分22秒で首位中継。その後1度もトップを譲らず、3区の具志堅源竜郎(3年)、4区の藤田航哉(2年)、5区の島袋晃匠(2年)、6区の嘉数泰成(2年)、アンカーの米須清翔(3年)がいずれも区間賞で駆け抜け、6年連続13回目の全国切符を手にした。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた沖縄県高校駅伝が11月1日、今帰仁村の総合運動公園付帯マラソンコースで行われた。台風の影響で暖かく湿った風が吹き、30度近いの気温という悪条件のなか、女子(5区間21.0975km)は那覇西が1時間18分34秒で8年ぶり2回目の制覇。男子(7区間42.195km)は北山が2時間18分31秒で6連覇を達成した。 女子の那覇西は、1区こそ2位だったが、2区(4.0975km)で大城ここの(3年)が区間賞の14分57秒で走破。第1中継所の45秒差をひっくり返し、22秒リードした。そのままトップをひた走り、3区・外間美桜(1年)、4区・金城里桜(2年)、5区・狩俣里衣(3年)がいずれも区間賞を獲得する走りで、8年ぶり2回目の都大路行きを決めた。 前回まで2連覇の北山は2分08秒差の2位。1区(6km)の親川杏花(3年)が20分54秒で区間賞発進したが、3連覇を逃した。 男子の北山は、1区の島袋翔(3年)が32分22秒で首位中継。その後1度もトップを譲らず、3区の具志堅源竜郎(3年)、4区の藤田航哉(2年)、5区の島袋晃匠(2年)、6区の嘉数泰成(2年)、アンカーの米須清翔(3年)がいずれも区間賞で駆け抜け、6年連続13回目の全国切符を手にした。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top