HOME 高校

2024.05.17

伊奈総合が女子4×100mR大会新の45秒98 関朝陽800m1分51秒42 走高跳はインターハイV髙橋美月が制す/IH埼玉県大会
伊奈総合が女子4×100mR大会新の45秒98 関朝陽800m1分51秒42  走高跳はインターハイV髙橋美月が制す/IH埼玉県大会

関朝陽(23年インターハイ)

夏の福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

埼玉県大会は5月12日~15日の4日間、熊谷文化スポーツ公園陸上競技場で行われた。

男子では800mで、23年インターハイ5位の関朝陽(東農大三3)が3年ぶりの大会新記録となる1分51秒42で優勝。4×100mリレーでは3校が0.10秒差にひしめく接戦のなか、下級生中心のチームで構成された立教新座が41秒66で制した。

三段跳は木戸瑛大(越谷南3)が14m71(+0.7)で快勝。投てき種目では、富田涼桜(進修館3)が円盤投(45m99)とハンマー投(55m69)の2冠を達成し、やり投は海蓋恋大(埼玉栄3)が61m63で優勝した。

女子では伊奈総合がスプリント5種目Vを達成。100mは田中里歩(2年)が12秒00(-0.6)、200mは新井美心(2年)が24秒87(-0.7)、400mは春木怜菜(3年)が56秒48でそれぞれ制した。さらに、4×100mリレーでは予選から46秒19と6年ぶりの大会新記録を打ち立てると、準決勝では45秒98と短縮。決勝は2位に1秒70差をつける46秒12で快勝した。4×400mリレーでも3分49秒67で優勝している。

100mハードルでは、清水望生(昌平3)が追い風参考ながら13秒75(+2.1)で1位。2位には中学記録(中学規格13秒42)保持者で、全中2連覇の実績を持つ香取奈摘(花咲徳栄1)が13秒85で入った。

広告の下にコンテンツが続きます

走高跳では、昨年のインターハイと国体を制している髙橋美月(埼玉栄3)が1m70でV。走幅跳も髙橋のチームメイト・池上瑠依(埼玉栄3)が5m91(-0.6)で優勝した。

学校対抗総合では男女ともに埼玉栄が制覇。男子は65.25点、女子は96.5点を獲得した。

北関東大会は6月14日から4日間、東京・駒沢競技場で行われる。

※一部記事を修正いたしました。

夏の福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 埼玉県大会は5月12日~15日の4日間、熊谷文化スポーツ公園陸上競技場で行われた。 男子では800mで、23年インターハイ5位の関朝陽(東農大三3)が3年ぶりの大会新記録となる1分51秒42で優勝。4×100mリレーでは3校が0.10秒差にひしめく接戦のなか、下級生中心のチームで構成された立教新座が41秒66で制した。 三段跳は木戸瑛大(越谷南3)が14m71(+0.7)で快勝。投てき種目では、富田涼桜(進修館3)が円盤投(45m99)とハンマー投(55m69)の2冠を達成し、やり投は海蓋恋大(埼玉栄3)が61m63で優勝した。 女子では伊奈総合がスプリント5種目Vを達成。100mは田中里歩(2年)が12秒00(-0.6)、200mは新井美心(2年)が24秒87(-0.7)、400mは春木怜菜(3年)が56秒48でそれぞれ制した。さらに、4×100mリレーでは予選から46秒19と6年ぶりの大会新記録を打ち立てると、準決勝では45秒98と短縮。決勝は2位に1秒70差をつける46秒12で快勝した。4×400mリレーでも3分49秒67で優勝している。 100mハードルでは、清水望生(昌平3)が追い風参考ながら13秒75(+2.1)で1位。2位には中学記録(中学規格13秒42)保持者で、全中2連覇の実績を持つ香取奈摘(花咲徳栄1)が13秒85で入った。 走高跳では、昨年のインターハイと国体を制している髙橋美月(埼玉栄3)が1m70でV。走幅跳も髙橋のチームメイト・池上瑠依(埼玉栄3)が5m91(-0.6)で優勝した。 学校対抗総合では男女ともに埼玉栄が制覇。男子は65.25点、女子は96.5点を獲得した。 北関東大会は6月14日から4日間、東京・駒沢競技場で行われる。 ※一部記事を修正いたしました。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top