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2024.03.10

やり投の新井涼平が83m37! 8年ぶりのビッグスロー 1500m館澤亨次は3分38秒29で大会新V/WAコンチネンタルツアー
やり投の新井涼平が83m37! 8年ぶりのビッグスロー 1500m館澤亨次は3分38秒29で大会新V/WAコンチネンタルツアー

23年アジア選手権に出場した新井涼平

3月10日、ニュージーランド・オークランドで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「グレアム・ダグラス国際」が行われ、男子やり投では新井涼平(スズキ)が83m37の好記録で大会新優勝を飾った。

今月2日におよそ半年ぶりの競技会となるキャンベラ・クラシックで77m22を投げて優勝を飾っている新井は今季2戦目。1投目に74m14を放つと、4投目に79m23と記録を伸ばし、優勝を決めた後の最終試技でさらに記録を更新した。

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新井が83m台を投げるのは16年リオ五輪の予選ラウンド(84m16)以来、実に8年ぶり。19年のドーハ世界選手権以降は世界の舞台から遠ざかっているが、今年33歳となるベテランが五輪イヤーに入って調子を上げている。

また、同大会には日本人トップ選手が多数出場。男子1500mでは館澤亨次(DeNA)が3分38秒29の自己2番目の好タイムで優勝を飾り、昨年のアジア選手権銀メダリストの高橋佑輔(北大院)が3分41秒31で3位に入った。男子400mハードルでもベテランの岸本鷹幸(富士通)が50秒47と大会記録を塗り替えて優勝。川越広弥(JAWS)が50秒65で2位に食い込んでいる。

男子100mでは本郷汰樹(オノテック)が10秒36(+0.6)のトップ。鈴木涼太(スズキ)が10秒44、平野翔大(新潟アルビレックスRC)が10秒52と日本勢が上位3位までを占めたほか、走幅跳では小田大樹(ヤマダホールディングス)が7m92で1位となった。

女子ではやり投の佐藤友佳(ニコニコのり)が59m23で快勝。1500mの卜部蘭(積水化学)は4分16秒17で4位、棒高跳の諸田実咲(アットホーム)は4m25で2位に入った。

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3月10日、ニュージーランド・オークランドで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズの「グレアム・ダグラス国際」が行われ、男子やり投では新井涼平(スズキ)が83m37の好記録で大会新優勝を飾った。 今月2日におよそ半年ぶりの競技会となるキャンベラ・クラシックで77m22を投げて優勝を飾っている新井は今季2戦目。1投目に74m14を放つと、4投目に79m23と記録を伸ばし、優勝を決めた後の最終試技でさらに記録を更新した。 新井が83m台を投げるのは16年リオ五輪の予選ラウンド(84m16)以来、実に8年ぶり。19年のドーハ世界選手権以降は世界の舞台から遠ざかっているが、今年33歳となるベテランが五輪イヤーに入って調子を上げている。 また、同大会には日本人トップ選手が多数出場。男子1500mでは館澤亨次(DeNA)が3分38秒29の自己2番目の好タイムで優勝を飾り、昨年のアジア選手権銀メダリストの高橋佑輔(北大院)が3分41秒31で3位に入った。男子400mハードルでもベテランの岸本鷹幸(富士通)が50秒47と大会記録を塗り替えて優勝。川越広弥(JAWS)が50秒65で2位に食い込んでいる。 男子100mでは本郷汰樹(オノテック)が10秒36(+0.6)のトップ。鈴木涼太(スズキ)が10秒44、平野翔大(新潟アルビレックスRC)が10秒52と日本勢が上位3位までを占めたほか、走幅跳では小田大樹(ヤマダホールディングス)が7m92で1位となった。 女子ではやり投の佐藤友佳(ニコニコのり)が59m23で快勝。1500mの卜部蘭(積水化学)は4分16秒17で4位、棒高跳の諸田実咲(アットホーム)は4m25で2位に入った。

【動画】新井涼平の83m37をチェック!

新井涼平の年次ベスト

★=自己ベスト 08年(高2) 59m41 09年(高3) 65m00 10年(大1) 64m81 11年(大2) 78m21 12年(大3) 78m00 13年(大4) 78m19 14年(社1) ★86m83 15年(社2) 84m66 16年(社3) 84m54 17年(社4) 82m13 18年(社5) 80m83 19年(社6) 82m03 20年(社7) 81m72 21年(社8) 79m20 22年(社9) 78m05 23年(社10) 82m21 24年(社11) 83m37

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