HOME 箱根駅伝

2024.01.02

5区・城西大の山本唯翔が2年連続区間新!「山の神になれなかったけど、記憶に残る走りできた」/箱根駅伝
5区・城西大の山本唯翔が2年連続区間新!「山の神になれなかったけど、記憶に残る走りできた」/箱根駅伝

箱根駅伝5区で2年連続区間新記録を樹立した山本唯翔

◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第100回箱根駅伝の往路が行われ、5区は城西大の山本唯翔(4年)が2年連続区間賞を獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

前回、1時間10分04秒の区間新を打ち立てた山本。「往路メンバーが良い位置でつないでくれたので、絶対に区間賞を取ってやると思った」と、出雲駅伝と同様に3位でタスキを受けた。

力強い走りで山を駆け上がると、途中までは旧コースで今井正人(順大)が出した記録を上回るタイム。山下りやでやや上げることはできず、今井の1時間9分12秒にわずかに届かなかったが、1時間9分14秒の区間新だった。

「今年も区間賞と区間新記録を目指して1年取り組んできました。一人旅で区間新記録を更新できてよかった」と笑顔の山本。箱根総合3位を目標に掲げてきているだけに、過去最高の3位フィニッシュにも喜びを表わす。

前回の活躍で“山の妖精”として注目を集めた山本。「今日の走りでは今井さんの走りには届かなかった。山の神にはれなかったと思いますが、記憶に残る走りができたと思います」と、100回目の箱根路にその足跡を刻んだ充実感であふれていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第100回箱根駅伝の往路が行われ、5区は城西大の山本唯翔(4年)が2年連続区間賞を獲得した。 前回、1時間10分04秒の区間新を打ち立てた山本。「往路メンバーが良い位置でつないでくれたので、絶対に区間賞を取ってやると思った」と、出雲駅伝と同様に3位でタスキを受けた。 力強い走りで山を駆け上がると、途中までは旧コースで今井正人(順大)が出した記録を上回るタイム。山下りやでやや上げることはできず、今井の1時間9分12秒にわずかに届かなかったが、1時間9分14秒の区間新だった。 「今年も区間賞と区間新記録を目指して1年取り組んできました。一人旅で区間新記録を更新できてよかった」と笑顔の山本。箱根総合3位を目標に掲げてきているだけに、過去最高の3位フィニッシュにも喜びを表わす。 前回の活躍で“山の妖精”として注目を集めた山本。「今日の走りでは今井さんの走りには届かなかった。山の神にはれなかったと思いますが、記憶に残る走りができたと思います」と、100回目の箱根路にその足跡を刻んだ充実感であふれていた。

箱根駅伝5区区間成績

1位 山本唯翔(城西大) 1時間09分14秒 2位 若林宏樹(青学大) 1時間09分32秒 3位 金子伊吹(駒大)  1時間10分44秒 4位 菊地駿介(大東大) 1時間11分41秒 5位 倉島啓人(駿河台大)1時間12分01秒 6位 工藤慎作(早大)  1時間12分12秒 7位 山本雷我(国士大) 1時間12分18秒 8位 細迫海気(法大)  1時間12分32秒 [adinserter block="4"]9位 吉田響(創価大)  1時間12分38秒 10位 緒方澪那斗(東洋大) 1時間12分46秒 11位 弓削征慶(山梨学大) 1時間12分59秒 12位 三好紘生(日体大)  1時間13分00秒 13位 石井一希(順大)   1時間13分06秒 14位 山﨑草太(中大)   1時間13分23秒 14位 山本羅生(立教大)  1時間13分23秒 16位 柴田大輝(中央学大) 1時間13分36秒 [adinserter block="4"]17位 上原琉翔(國學院大) 1時間14分11秒 17位 吉村颯斗(東農大)  1時間14分11秒 19位 大橋優(日大)    1時間14分40秒 20位 尾崎仁哉(帝京大)  1時間15分05秒 21位 吉川響(明治大)   1時間15分13秒 22位 喜早駿介(東海大)  1時間15分20秒 23位 大泉真尋(神奈川大) 1時間15分33秒

箱根駅伝5区区間歴代10傑

1.09.14 山本唯翔(城西大4) 24年 1.09.32 若林宏樹(青学大3) 24年 1.10.19 四釜峻佑(順大4)  23年 1.10.25 宮下隼人(東洋大2) 20年 1.10.33 細谷翔馬(帝京大4) 22年 1.10.36 阿部陽樹(中大2)  23年 1.10.40 飯田貴之(青学大2) 20年 1.10.44 吉田響(東海大1)  22年 1.10.44 金子伊吹(駒大4)  24年 1.10.45 浦野雄平(國學院大4)20年 1.10.45 山川拓馬(駒大1)  23年 05年以前の旧コース 1.09.12 今井正人(順大2) 05年①

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.23

サニブラウン主催「DAWN GAMES」西日本予選が開催!高校女子には福田花奏が今年も参戦

男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が主催する「DAWN GAMES Powered by TORAY」の西日本エリア予選が6月21日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、小学生から高校生までが参加した […]

NEWS 東京マラソン2026大会要項発表 定員増、車いすの賞金アップ、ビジュアルも公開

2025.06.23

東京マラソン2026大会要項発表 定員増、車いすの賞金アップ、ビジュアルも公開

一般財団法人東京マラソン財団は6月23日、アボット・ワールドマラソンメジャーズ シリーズの「東京マラソン2026」の大会概要やメインビジュアルなどを発表した。 マラソンの定員は1,000人増で、38,000人から39,0 […]

NEWS U20東アジア選手権の開催日や実施種目が主催者により変更 代表選考要項も更新

2025.06.23

U20東アジア選手権の開催日や実施種目が主催者により変更 代表選考要項も更新

日本陸連は6月23日、今年9月に行われるU20東アジア選手権の日本代表選考要項について修正したと発表した。大会主催者により、開催日や開催種目など一部変更が生じたため。 開催地は香港。開催期間が9月26日から28日だったも […]

NEWS “陸上界のOB会”日本陸上倶楽部総会 瀬古利彦会長と君原健二氏が講演 五輪の重圧を語り、東京世界陸上へ期待

2025.06.23

“陸上界のOB会”日本陸上倶楽部総会 瀬古利彦会長と君原健二氏が講演 五輪の重圧を語り、東京世界陸上へ期待

日本陸上倶楽部の第53回総会が6月23日、都内で行われた。 同部は1973年に発足。大正年代から昭和初期にかけて国際大会で活躍した元選手たちが、競い合った者同士の親睦の場、学校、種目、地域を超越した組織として「明治大正陸 […]

NEWS 十種競技はフェランティが8221点の大幅自己新V 女子はカールソンが制す/WA混成ツアー

2025.06.23

十種競技はフェランティが8221点の大幅自己新V 女子はカールソンが制す/WA混成ツアー

6月21日、22日の両日、世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのアロナ混成競技会がスペイン・アロナで開催され、男子十種競技はA.フェランティ(フランス)が8221点、女子七種競技はL.カールソン(スウェーデン)が6061 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会