HOME 海外

2023.11.27

女子短距離のトンプソン・ヘラーがフレイザー・プライスと同じコーチの下で再始動
女子短距離のトンプソン・ヘラーがフレイザー・プライスと同じコーチの下で再始動

東京五輪女子100mで優勝しているトンプソンヘラー

女子短距離のエレイン・トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が、レイナルド・ウォルコット氏の下でトレーニングを開始することがわかった。英BBCが報じている。

トンプソン・ヘラーは五輪で100m、200mを2大会連続(リオ、東京)で制している31歳。五輪、世界選手権でリレーを含め累計10個のメダルを獲得している。自己記録は100m10秒54(世界歴代2位)、200m21秒53(世界歴代3位)。今季はケガの影響でジャマイカ選手権100m5位に終わり、ブダペスト世界選手権は個人種目には出場できなかった。この夏からはシャニキー・オズボーン氏とコーチ契約を結んでいたものの、報酬面で折り合わず契約を解除していた。

ウォルコット氏は2020年以来フレイザー・プライスを指導しており、トンプソン・ヘラーがここに合流する。フレイザー・プライスは現在36歳で、リレーを含めて五輪で3個、世界選手権で10個の金メダルを手にしている。ウォルコット氏のコーチングを受け始めた2020年以降にもオレゴン世界選手権100m優勝など女子スプリント界を牽引してきたレジェンド。今年のブダペスト世界選手権では100m銅メダルだった。

広告の下にコンテンツが続きます
女子短距離のエレイン・トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が、レイナルド・ウォルコット氏の下でトレーニングを開始することがわかった。英BBCが報じている。 トンプソン・ヘラーは五輪で100m、200mを2大会連続(リオ、東京)で制している31歳。五輪、世界選手権でリレーを含め累計10個のメダルを獲得している。自己記録は100m10秒54(世界歴代2位)、200m21秒53(世界歴代3位)。今季はケガの影響でジャマイカ選手権100m5位に終わり、ブダペスト世界選手権は個人種目には出場できなかった。この夏からはシャニキー・オズボーン氏とコーチ契約を結んでいたものの、報酬面で折り合わず契約を解除していた。 ウォルコット氏は2020年以来フレイザー・プライスを指導しており、トンプソン・ヘラーがここに合流する。フレイザー・プライスは現在36歳で、リレーを含めて五輪で3個、世界選手権で10個の金メダルを手にしている。ウォルコット氏のコーチングを受け始めた2020年以降にもオレゴン世界選手権100m優勝など女子スプリント界を牽引してきたレジェンド。今年のブダペスト世界選手権では100m銅メダルだった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top