2023.11.12
◇第62回中国実業団対抗駅伝(広島県世羅町・7区間80.8km)
全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、2024年1月1日)の予選会となる第62回中国実業団対抗駅伝は11月12日、広島県世羅町のせら文化センターを発着点とするコースで行われ、中国電力が大会新記録の3時間59分55秒で2年連続21回目の優勝を遂げた。
前回覇者の中国電力は1区4位スタート。3区には先月行われたパリ五輪マラソン代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出場した39歳のベテラン・岡本直己を投入したものの、2区でトップに立った1位中電工との差を詰められなかった。
しかし、1分02秒差の4位でタスキを受けた6区(19.0km)に入った菊地駿弥が快走。従来の区間記録を31秒更新する55分16秒で駆け抜けて、一気にトップまで押し上げた。また、7区(12.5km)のアンカー・大森太楽も36分24秒の区間新記録。1位で32年連続32回目のニューイヤー駅伝出場を決めた。
2位はマツダ。3区(11.6km)で向晃平が34分17秒、4区(9.0km)の扇育が25分42秒でいずれも区間新記録をマークしたほか、アンカーの定方駿も区間2位ながら従来の区間記録を3秒更新する36分41秒で走破した。
3位は中盤先頭を走った中電工で、4位はJFEスチール。いずれも今年元日のニューイヤー駅伝出場チームが、来年元日の全日本大会出場枠の上位4つを占めて、連続参戦を決めた。大会最優秀選手には中国電力・菊地が選ばれている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.02
ケニア、インド、中国の長距離選手がドーピング違反により出場資格停止
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.02
セイコーGGP海外選手発表 男子走高跳東京五輪5位スターク参戦 女子やり投に北口榛花の練習パートナー・シチャコヴァ
日本陸連は5月2日、セイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第11弾を発表した。 新たに発表されたのは男女の走高跳とやり投の海外勢6名。男子走高跳では2021年東京五輪5位や、世界選手権で1 […]
2025.05.02
ケニア、インド、中国の長距離選手がドーピング違反により出場資格停止
アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は、4月中に複数の長距離選手に対し資格停止処分を科すことを発表した。いずれも禁止物質の使用が認められたため。 女子長距離の郭利亜(中国)はメチル […]
2025.05.01
KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム
KIPRUNは4月上旬、フランス・パリで発表会を行い、新たなブランドロゴを発表するとともに、今後日本国内でも発売を予定している新モデルシューズを発表した。 競歩世界チャンピオンも愛用したシューズ 2021年にブランド初の […]
2025.05.01
セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら
日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)