HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.10.14

東農大 1年生前田和摩がU20日本歴代2位の快走、4年生並木寧音も好走で2014年以来の本戦へ/箱根駅伝予選会
東農大 1年生前田和摩がU20日本歴代2位の快走、4年生並木寧音も好走で2014年以来の本戦へ/箱根駅伝予選会

10年ぶりの本戦復帰を果たした東農大

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

記念大会のため、本戦出場枠が13まで拡大された今予選会。11位には東農大が入り、2014年以来10年ぶり、節目となる70回目の箱根路出場権を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

スーパールーキー・前田和摩が個人では日本人トップとなる1時間1分42秒で9位。この記録はU20日本歴代2位の好タイムだった。さらには、4年生の並木寧音が意地の走りを見せて個人30位(1時間2分35秒)。原田洋輔(2年)と高槻芳照(4年)が1時間3分台でフィニッシュした。

小指徹監督は「前田、高槻、並木、原田をフリーで行かせました。なかでも前田が日本人トップだったことは大きかったです。通過することができた要因です」とルーキーの快走を称えた。

その前は15kmまで並木と一緒に走っていくことは決めていたという前田。「そこから自分でしっかり走ることができて良かったです」と充実した様子で話した。

昨年のインターハイ5000mでは日本人トップの4位に入るなど注目を集めていた。今季は6月の全日本大学駅伝関東地区推薦校選考会10000mでU20日本歴代2位の28分03秒51をマーク。手応えをつかんで秋のシーズンを迎えた。

広告の下にコンテンツが続きます

「箱根出場を決めてよかったです。正月は2区を日本人トップで走りたい」と再び快走することを誓った。

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 記念大会のため、本戦出場枠が13まで拡大された今予選会。11位には東農大が入り、2014年以来10年ぶり、節目となる70回目の箱根路出場権を手にした。 スーパールーキー・前田和摩が個人では日本人トップとなる1時間1分42秒で9位。この記録はU20日本歴代2位の好タイムだった。さらには、4年生の並木寧音が意地の走りを見せて個人30位(1時間2分35秒)。原田洋輔(2年)と高槻芳照(4年)が1時間3分台でフィニッシュした。 小指徹監督は「前田、高槻、並木、原田をフリーで行かせました。なかでも前田が日本人トップだったことは大きかったです。通過することができた要因です」とルーキーの快走を称えた。 その前は15kmまで並木と一緒に走っていくことは決めていたという前田。「そこから自分でしっかり走ることができて良かったです」と充実した様子で話した。 昨年のインターハイ5000mでは日本人トップの4位に入るなど注目を集めていた。今季は6月の全日本大学駅伝関東地区推薦校選考会10000mでU20日本歴代2位の28分03秒51をマーク。手応えをつかんで秋のシーズンを迎えた。 「箱根出場を決めてよかったです。正月は2区を日本人トップで走りたい」と再び快走することを誓った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.13

月刊陸上競技2024年6月号

Contents 別冊付録 学生駅伝ガイド 2024 春 大学駅伝の有力校のデータをチェック! 大会報道 日本選手権10000m 葛西潤 27分17秒46で初V 五島 思い込めた粘走 広告の下にコンテンツが続きます ダイ […]

NEWS 男子5000mはトヨタ紡織・服部大暉が13分36秒01で優勝 女子100mは渡邊輝が連覇/中部実業団対抗

2024.05.13

男子5000mはトヨタ紡織・服部大暉が13分36秒01で優勝 女子100mは渡邊輝が連覇/中部実業団対抗

第68回中部実業団対抗大会の2日目が5月12日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子5000mは服部大暉(トヨタ紡織)が13分36秒01で初優勝を飾った。 3組タイムレースで行われた5000mの1組に出場した服部は […]

NEWS 東京世界陸上ロゴ決定 一般公募で選定委員の住永正さん、高井美希さん「街中で見られる日が楽しみ」

2024.05.13

東京世界陸上ロゴ決定 一般公募で選定委員の住永正さん、高井美希さん「街中で見られる日が楽しみ」

東京2025世界陸上財団は5月13日、東京・国立競技場で2025年東京世界選手権の大会ロゴを発表した。 来年行われる東京世界選手権。大会ロゴは一般公募により選考され、368点の応募作品の中から東京都在住のデザイナー・中川 […]

NEWS 25年東京世界陸上のロゴ発表!北口榛花「1年も先なのにもう緊張」橋岡優輝「緊張感とワクワク」

2024.05.13

25年東京世界陸上のロゴ発表!北口榛花「1年も先なのにもう緊張」橋岡優輝「緊張感とワクワク」

東京2025世界陸上財団は5月13日、東京・国立競技場で2025年東京世界選手権の大会ロゴを発表した。 来年行われる東京世界選手権。大会ロゴは一般公募により選考され、368点の応募作品の中から東京都在住のデザイナー・中川 […]

NEWS 環太平洋大が男女総合V 男子1万m競歩・小林貫太が大会新でMVP 男子中長距離は広島経大勢が活躍/中国四国IC

2024.05.13

環太平洋大が男女総合V 男子1万m競歩・小林貫太が大会新でMVP 男子中長距離は広島経大勢が活躍/中国四国IC

◇第78回中国四国インカレ(5月10~12日/島根・浜山競技場) 中国四国インカレが5月10日から12日まで行われ、総合争いは男女ともに環太平洋大が制し、男子は14回連続回目、女子は8回連続10回目の優勝を果たした。 広 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年6月号 (5月14日発売)

2024年6月号 (5月14日発売)

別冊付録学生駅伝ガイド

page top