◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で行われている第19回アジア大会の陸上競技の1日目が行われ、女子20km競歩の藤井菜々子(エディオン)が1時間33分49秒で銅メダルを獲得した。
ブダペスト世界選手権からの連戦で「少し不安なところもありました」と藤井。それでも、世界記録保持者の楊家宝(中国)、ユース時代から世界一を経験してきた馬振霞(中国)という「世界トップレベルの2人」(藤井)を相手についていく。
序盤こそ4分40秒近いペースに「余裕があった」というが、11km付近から中国勢が仕掛けたところで対応できなかった。
「メダルを持ち帰りたかったのでそれは良かったですが、上2人のメダルの色とは全然違う。レベルが違うので、この銅メダルをしっかり胸に刻みたい」
ブダペスト世界選手権では3大会連続入賞を逃した藤井。「まずはアベレージタイムを上げていくこと。自己ベスト(19年)も更新できていないので。1時間27分台というところを目標にしていけば、その先に入賞やメダルが見えてくる」とパリ五輪でのリベンジを誓う。
アジア選手権、ブダペスト世界選手権代表の梅野倖子(順大)は1時間39分44秒で4位。「1時間35分台で歩きたかったですが、タイム以上に自分の力がついていなかった。もっと筋力や脚を強くしないといけないと実感しました」とアジアの壁を痛感していた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.13
「5強」の駒大は5位、青学大は7位、中大は10位 いずれも中盤で流れ失う/出雲駅伝
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2025.10.07
桐生祥秀の凱旋に、800m落合、円盤投・湯上がV 44年ぶり湖国開催/滋賀国スポ
2025.10.13
【テキスト速報】第37回出雲駅伝
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.13
全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
序盤で見せ場を作った早大は2位 山口智規は9人抜き 「この後にやることは明確だと思う」/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
十種競技・丸山優真が8054点の自己新 2度目の8000点オーバー!アクシデント乗り越え来季のステップに
10月12日、13日の2日間、長野市の長野市営陸上競技場で長野県選手権混成競技兼長野オータム・トライアル2025が行われ、男子十種競技で丸山優真(住友電工)が8054点で優勝を飾り、日本歴代3位の自己記録(8021点)を […]
2025.10.13
サニブラウン主催のDAWN GAMES決勝大会開催「横のつながりを大切にしてほしい」子どもたちの走りに興奮
男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が主宰する「DAWN GAMES FINAL Powered by TORAY」が10月13日、東京・大蔵運動公園陸上競技場で行われた。 「陸上人口を増やし、層を厚くし […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/