7月25日、シカゴマラソン(米国/10月8日)の大会主催者はエリート選手の出場予定選手を発表し、世界歴代2位のタイムを持つ男子のK.キプトゥム(ケニア)と女子のR.チェプンゲティチ(ケニア)がエントリーされた。
キプトゥムは現在23歳。18歳の時にリスボンハーフで59分54秒の好タイムで国際大会デビューを果たすと、20年バレンシアハーフでは58分42秒で走るなど早くから注目されてきた。
マラソンデビュー戦となった昨年12月のバレンシアでは、2時間1分53秒の世界歴代3位(当時)と史上3人目の2時間1分台の激走。今年4月のロンドンでは2時間1分25秒と世界記録にあと16秒と迫る世界歴代2位のタイムをマークし、王者のE.キプチョゲ(ケニア)の次を担う若手として期待されている。
このほか、前回優勝のB.キプルト(ケニア)や東京五輪銅メダルのB.アブディ(ベルギー)、南米記録保持者のD.ナシメント(ブラジル)、地元のG.ラップ(米国)などが招待。日本からは松村優樹(Honda)、市田孝(旭化成)、片西景(JR東日本)、野中優志(トヨタ自動車)、津田将希(西鉄)、東瑞基(愛三工業)がエントリーしている。
女子は前回大会を2時間14分18秒で制したチェプンゲティチが、世界記録(2時間14分04秒)の更新を狙い参戦。また、トラックで活躍するS.ハッサン(オランダ)も2度目のマラソンに挑戦する。前1500m世界記録保持者のG.ディババ(エチオピア)、2時間17分43秒のベストを持つJ.ジェプコスゲイ(ケニア)など豪華な顔ぶれとなった。
2023年シカゴマラソンの主なエリート招待選手
<男子> K.キプトゥム(ケニア) B.アブディ(ベルギー) B.キプルト(ケニア) S.トゥラ(エチオピア) D.ナシメント(ブラジル) G.ラップ(米国) 松村優樹(Honda) 市田孝(旭化成) 片西景(JR東日本) 野中優志(トヨタ自動車) 津田将希(西鉄) 東瑞基(愛三工業) <女子> R.チェプンゲティチ(ケニア) J.ジェプコスゲイ(ケニア) G.ディババ(エチオピア) S.ケベデ(エチオピア) E.シッソン(米国) S.ハッサン(オランダ) T.ギルマ(エチオピア)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.19
100mH寺田明日香が欠場 足首違和感のため/セイコーGGP
2024.05.19
北口、サニブラウンら国立競技場で“世界”を体感!!セイコーゴールデンGP今日5/19開催
-
2024.05.19
-
2024.05.18
2024.05.17
第一生命グループ女子陸上競技部とHOKAがパートナーシップ契約を締結
-
2024.05.14
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.19
100mH寺田明日香が欠場 足首違和感のため/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリの女子100mハードルに出場予定だった寺田明日香(ジャパンクリエイト)が欠場する […]
2024.05.19
葛西潤が英国で10000m27分34秒14 ポイント重ね五輪出場圏内に浮上 相澤晃は28分02秒84
5月18日、英国・ロンドンで「Night of the 10,000m PBs」が行われ、葛西潤と相澤晃(ともに旭化成)が出場し、葛西が27分34秒14で5位に入った。 葛西は1000mを2分41秒、2000m5分23秒 […]
2024.05.19
北口、サニブラウンら国立競技場で“世界”を体感!!セイコーゴールデンGP今日5/19開催
◇セイコーゴールデングランプリ(5月19日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが今日5月19日に国立競技場で行われる。WAの試合の格付けでは日本選手権よりも高 […]
2024.05.19
山西利和が復活V 金メダリスト抑える殊勲 五輪代表池田向希は5位 柳井綾音が自己新の1時間29分44秒/WA競歩ツアー
5月18日に世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第37回ラ・コルーニャ国際グランプリ(スペイン)が行われ、男子20km競歩の山西利和(愛知製鋼)が1時間17分47秒で5年ぶり2回目の優勝を飾った。 同大会はゴールドラベ […]
2024.05.19
男子400m中島佑気ジョセフが45秒63のシーズンベスト ノーマン44秒53で快勝/ロサンゼルスGP
5月18日、WAコンチネンタルツアー・ゴールド第3戦のロサンゼルスGPが米国カリフォルニア州で行われ、男子400mの中島佑気ジョセフ(富士通)が45秒63のシーズンベストで7位に入った。 この春に社会人となった中島は5月 […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド