2023.06.07
8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
香川県大会は6月3日~5日の3日間、香川県立丸亀競技場で行われ、男子短距離では2年生のマルティネス・ブランドン・ボイド(四学香川西2)が大車輪の活躍を見せた。
マルティネスは大会初日の4×100mリレーで40秒97(2走)をマークして優勝。翌日には100m10秒67(+1.4)で連覇を飾り、最終日の200m(21秒33/+1.2)、4×400mリレー(3分19秒48/4走)でもトップに立ち、スプリント4冠を達成した。200mは今季21秒17をマークしており、今後の活躍にも注目が集まる。
男子3000m障害では小豆島中央勢が表彰台独占。1位の立花晟(3年)は9分15秒49と大会新記録も樹立した。
男子1500m、5000mは三宅駿(四学香川西3)が2種目を制覇。1500mは3分55秒46で優勝をすると、中一日で迎えた5000mでは14分26秒01でフィニッシュ。14分28秒57で2位の夏見虹郎(小豆島中央2)とともに大会記録(14分41秒25)を8年ぶりに塗り替えている。
女子でも四学香川西勢が大活躍。短距離では深田晴花(3年)が100m(12秒39/-0.2)、200m(24秒83/+2.1)、400m(58秒34)で個人3冠を獲得し、両リレーと合わせて5種目に優勝を果たした。杉村実優(3年)も800m2分14秒33、1500m4分35秒69と2種目に優勝した。
女子棒高跳では豊田ひなた(観音寺一3)が3m80で優勝。豊田は100mハードルも14秒21(+2.1)で圧勝している。
総合争いでは男女ともに四学香川西が200点越え(男子228点、女子246点)と、圧倒的な強さを見せた。
四国大会は6月17日から3日間、香川県丸亀競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.08
故・川越学氏の『お別れ会』、10月5日に都内で開催
-
2025.09.08
-
2025.09.08
2025.09.03
開幕迫る東京世界陸上!聖地・国立競技場の大会装飾も公開 準備も最終段階
-
2025.09.06
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.09
男子800m日本記録保持者・落合晃(駒大)世界への挑戦/大学1年目の前半シーズンで得た収穫と課題、新たなコンディショニング方法も導入
男子800mの日本記録保持者・落合晃がこの春、駒澤大学に入学し、新たな環境で走り始めた。ここまで記録の更新こそなかったものの、練習の質は高校時代より向上し、海外でのレースを重ねたことで課題も見えるなど充実した時間を過ごし […]
2025.09.08
故・川越学氏の『お別れ会』、10月5日に都内で開催
8月22日に合宿先の北海道で急逝した長距離指導者・川越学氏(63歳)の『お別れ会』が、10月5日(日)午前11時~12時に「梅窓院 観音堂」(東京都港区南青山2-26-38)で行われることがわかった。長女で女優の川越美結 […]
2025.09.08
サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上
男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県内でトレーニングし、練習後に報道陣の取材に応じた。 9月に入って約1週間、6月にも行っていた宮崎で世界選手権に向けた最終調整。暑いなか、最終 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/