HOME 高校

2023.05.30

赤坂美結が個人3冠で400mは54秒85!高橋大史110mH14秒27 白畑健太郎が4種目V/IH山形県大会
赤坂美結が個人3冠で400mは54秒85!高橋大史110mH14秒27 白畑健太郎が4種目V/IH山形県大会

女子短距離個人種目3冠に輝いた赤坂美結(山形中央3)

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

山形県大会は5月25日~28日の4日間、県総合運動公園陸上競技場(NDソフトスタジアム山形)で開催され、4種目で大会新記録が生まれた。

男子では、110mハードル予選で高橋大史(山形中央3)が14秒41(+0.3)で大会新記録を樹立すると、決勝でも14秒27(+0.5)とさらに短縮して優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

ロングスプリントは白畑健太郎(米沢中央3)が200mを21秒55(+0.5)、400mを47秒94でそれぞれ優勝。米沢中央は4×100mリレーを41秒52、4×400mリレーも3分19秒17で制し、両リレーでアンカーを務めた白畑は4冠を達成した。

八種競技では大島克範(鶴岡工3)が5489点と大会記録(5490点)に1点と迫るパフォーマンスでV。男子砲丸投は昨年のU16大会6位の実績を持つ細谷大智(山形中央3)が14m12で制覇。円盤投でも42m58で勝ち、投てき2冠に輝いた。

走幅跳は早藤海音(酒田東3)が7m31(-0.9)で優勝。三段跳も14m16(+1.2)で制して跳躍2種目Vを遂げている。

広告の下にコンテンツが続きます

女子では、昨年のU18大会300m2位の赤坂美結(山形中央3)が圧巻のレースを見せた。

初日の400mを54秒85で優勝。前年に姉の美玲がマークした大会記録(56秒57)を大きく更新すると、100mを12秒03(+1.6)、200mも24秒75(+0.6)でそれぞれ制し、3冠を達成した。なお、400mでは2位の松田陽和(山形市商2)も従来の大会記録を短縮する55秒74をマークしている。

このほか、1500mでは柏倉四季(山形中央2)が4分25秒07で優勝。2位にはチームメイトの本間香(2年)が4分25秒28で入り、そろって従来の大会記録(4分29秒58)を19年ぶりに更新した。800mでも柏倉が2分12秒53で制し、本間は2分13秒28で2位と、女子中距離2種目はいずれも山形中央の2年生コンビがワン・ツーフィニッシュした。

三段跳は中学最高記録(12m27)保持者で、昨年のU16大会覇者・菅野穂乃(山形市商1)が12m02(+0.5)の大会新Vで1年生優勝を遂げた。

男子総合は山形中央がトラックとフィールドで満べんなく得点を重ねて105.5点で優勝。一方の女子総合は1種目を残して山形市商、東海大山形、山形中央の3校が競り合う状況だったが、最終種目の4×400mリレーで1位となった山形市商が93.2点で総合Vを遂げた。

東北大会は6月15日から4日間、県大会と同じNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 山形県大会は5月25日~28日の4日間、県総合運動公園陸上競技場(NDソフトスタジアム山形)で開催され、4種目で大会新記録が生まれた。 男子では、110mハードル予選で高橋大史(山形中央3)が14秒41(+0.3)で大会新記録を樹立すると、決勝でも14秒27(+0.5)とさらに短縮して優勝した。 ロングスプリントは白畑健太郎(米沢中央3)が200mを21秒55(+0.5)、400mを47秒94でそれぞれ優勝。米沢中央は4×100mリレーを41秒52、4×400mリレーも3分19秒17で制し、両リレーでアンカーを務めた白畑は4冠を達成した。 八種競技では大島克範(鶴岡工3)が5489点と大会記録(5490点)に1点と迫るパフォーマンスでV。男子砲丸投は昨年のU16大会6位の実績を持つ細谷大智(山形中央3)が14m12で制覇。円盤投でも42m58で勝ち、投てき2冠に輝いた。 走幅跳は早藤海音(酒田東3)が7m31(-0.9)で優勝。三段跳も14m16(+1.2)で制して跳躍2種目Vを遂げている。 女子では、昨年のU18大会300m2位の赤坂美結(山形中央3)が圧巻のレースを見せた。 初日の400mを54秒85で優勝。前年に姉の美玲がマークした大会記録(56秒57)を大きく更新すると、100mを12秒03(+1.6)、200mも24秒75(+0.6)でそれぞれ制し、3冠を達成した。なお、400mでは2位の松田陽和(山形市商2)も従来の大会記録を短縮する55秒74をマークしている。 このほか、1500mでは柏倉四季(山形中央2)が4分25秒07で優勝。2位にはチームメイトの本間香(2年)が4分25秒28で入り、そろって従来の大会記録(4分29秒58)を19年ぶりに更新した。800mでも柏倉が2分12秒53で制し、本間は2分13秒28で2位と、女子中距離2種目はいずれも山形中央の2年生コンビがワン・ツーフィニッシュした。 三段跳は中学最高記録(12m27)保持者で、昨年のU16大会覇者・菅野穂乃(山形市商1)が12m02(+0.5)の大会新Vで1年生優勝を遂げた。 男子総合は山形中央がトラックとフィールドで満べんなく得点を重ねて105.5点で優勝。一方の女子総合は1種目を残して山形市商、東海大山形、山形中央の3校が競り合う状況だったが、最終種目の4×400mリレーで1位となった山形市商が93.2点で総合Vを遂げた。 東北大会は6月15日から4日間、県大会と同じNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.18

髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の第2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が […]

NEWS 女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

2025.10.18

女子は横手清陵学院が劇的逆転で悲願の初V!男子は秋田工が2時間9分01秒で2年ぶり全国へ/秋田県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた秋田県高校駅伝が10月17日に、秋田市の県営陸上競技場周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は横手清陵学院が1時間14分32秒で初優勝を飾り、初の全国出場を決めた。男子(7区間4 […]

NEWS 北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

2025.10.18

北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導

女子やり投の北口榛花(JAL)が初めて自己プロデュースしたやり投に特化した陸上教室の「はるかなる教室 Supported by JAL」(主催:株式会社スポーツビズ、川崎とどろきパーク株式会社)が18日、神奈川県の等々力 […]

NEWS 前回Vユニクロは1区・後藤夢から攻撃的布陣、天満屋は3区・前田穂南、ダイハツ5区に松田瑞生/プリンセス駅伝

2025.10.18

前回Vユニクロは1区・後藤夢から攻撃的布陣、天満屋は3区・前田穂南、ダイハツ5区に松田瑞生/プリンセス駅伝

日本実業団連合は10月18日、第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日)の区間エントリーを発表した。 前回トップのユニクロは、1区にパリ五輪1500m代表の後藤夢、2区に2年前の […]

NEWS 100m菅野翔唯が今季全国締めくくる10秒39V!「来年は10秒1台を安定して出して10秒0台を」/U18・16大会

2025.10.18

100m菅野翔唯が今季全国締めくくる10秒39V!「来年は10秒1台を安定して出して10秒0台を」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の第2日目が行われ、U18男子100mは菅野翔唯(東農大二高2群馬)が10秒39(+0.3)で制し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top