9日、東京都町田市の町田市立陸上競技場で第8回絆記録挑戦会が行われ、男子3000m障害で黒田朝日(青学大)がU20日本歴代3位となる8分38秒55をマークした。
昨年のU20世界選手権で12位の実績を持つ黒田はスタートから先頭を引っ張り、1000m2分49秒、2000m5分44秒で通過。2000mまでは8分27秒80がベストの小原響(青学大)も食らいついたものの、終盤にさらにペースアップして独走状態に持ち込んだ。
最後までスピードを緩めなかった黒田は岡山・玉野光南時代にマークした自己記録(8分39秒79)を1秒24更新。2年ぶりの自己新にインタビューでは「とても嬉しいです」と喜んだ。
大学2年生の黒田だが、早生まれのため今年いっぱいはU20選手となる。「2週間後の学生個人選手権では良い走りをして、ワールドユニバーシティゲームズの代表を決めたい」と再びの世界の舞台に向けて決意を語った。
このほか、1500mでは宇田川瞬矢(青学大)が3分45秒15と自己記録を更新。5000mではリーキー・カミナ(創価大)が13分34秒72でトップとなり、佐藤一世(青学大)が13分53秒98で日本人最上位で2着。高校3年の佐々木大輝(花咲徳栄高・埼玉)が13分55秒85と13分台に突入した。
男子3000m障害 U20日本歴代10傑
8.09.92 三浦 龍司(順大2) 2021. 7.30 8.31.27 愛敬 重之(中京大2) 1983. 8. 9 8.38.55 黒田 朝日(青学大2) 2023. 4. 9 8.39.19 服部 壮馬(順大1) 2021. 6.26 8.41.64 村尾 雄己(順大1) 2022. 7.16 8.41.73 山本 豪(日大1) 1992. 9.20 8.41.91 池田 義幸(専大2) 1992. 9.18 8.42.74 中島 阿廉(黒崎播磨) 2021. 7.17 8.42.80 塩尻 和也(順大1) 2015. 9.11 8.44.34 菊池 敦郎(順大2) 2007. 6. 9RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]
2025.12.25
箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大
関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
