HOME 国内、大学

2023.03.13

優勝した駒大・篠原倖太朗 高校時代は片道20kmの自転車通学、1500mで全国3位/日本学生ハーフ
優勝した駒大・篠原倖太朗 高校時代は片道20kmの自転車通学、1500mで全国3位/日本学生ハーフ

2023年日本学生ハーフで優勝した篠原倖太朗(駒大)

◇第26回日本学生ハーフマラソン選手権(3月12日/東京・立川市)

今年のハーフマラソン日本一決定戦を制したのは、1時間0分11秒の日本人学生最高記録を持つ駒大・篠原倖太朗(2年)だった。

広告の下にコンテンツが続きます

15km付近の給水地点でスパートし、徐々に後続を引き離しての快勝。「吉田(礼志、中央学大)と平林(清澄、國學院大)はマークしていましたが、タイムは気にせず、順位だけ気にしていました。学生記録保持者としての走りができたと思います」と、自身も納得のいく走りだった。

篠原は千葉県山武市出身。富里高時代は片道20kmの自転車通学で脚力を磨いた。3年時にはインターハイの代替大会だった10月の全国高校大会で1500m3位という成績を収めている。

2021年に駒大進学後は1年目から活躍。7月に5000mで13分53秒92と自己新を出すと、9月の日本インカレでは5000mで2位といきなり全国規模大会で結果を残した。

駅伝シーズンはケガの影響で出雲駅伝(1区8位)のみの出場となったが、2年目は4月の日本学生個人選手権5000m優勝を経て日本選手権初出場(5000m13位)。駅伝シーズンでは区間賞こそなかったものの、全日本5区、箱根3区をともに区間2位と好走してチームの優勝に貢献した。

そして2月5日の丸亀ハーフで「日本人学生最速」の称号を手にし、直後から2月末までチームメイトの田澤廉(4年)、鈴木芽吹(3年)とともに米国・アルバカーキ合宿へ。オレゴン世界選手権10000m代表である田澤の練習には「まったくついていけなかった」というが、「スピード練習もロード練習もバランスよく取り組んできた。練習以外のことをシャットアウトできる環境で良いトレーニングができました」と充実した3週間を振り返る。

今後については4月の金栗記念選抜中長距離で10000m27分台を狙うようで、6月の日本選手権5000m出場も考えているという。

「(8月の)ユニバーシティゲームズでは世界と戦うので、日本学生界のロードの強さを自分が証明できるように日々練習して強くなりたい。大エースと言われるように頑張ります」と、米国合宿を経て一段と成長した姿がそこにはあった。

◇第26回日本学生ハーフマラソン選手権(3月12日/東京・立川市) 今年のハーフマラソン日本一決定戦を制したのは、1時間0分11秒の日本人学生最高記録を持つ駒大・篠原倖太朗(2年)だった。 15km付近の給水地点でスパートし、徐々に後続を引き離しての快勝。「吉田(礼志、中央学大)と平林(清澄、國學院大)はマークしていましたが、タイムは気にせず、順位だけ気にしていました。学生記録保持者としての走りができたと思います」と、自身も納得のいく走りだった。 篠原は千葉県山武市出身。富里高時代は片道20kmの自転車通学で脚力を磨いた。3年時にはインターハイの代替大会だった10月の全国高校大会で1500m3位という成績を収めている。 2021年に駒大進学後は1年目から活躍。7月に5000mで13分53秒92と自己新を出すと、9月の日本インカレでは5000mで2位といきなり全国規模大会で結果を残した。 駅伝シーズンはケガの影響で出雲駅伝(1区8位)のみの出場となったが、2年目は4月の日本学生個人選手権5000m優勝を経て日本選手権初出場(5000m13位)。駅伝シーズンでは区間賞こそなかったものの、全日本5区、箱根3区をともに区間2位と好走してチームの優勝に貢献した。 そして2月5日の丸亀ハーフで「日本人学生最速」の称号を手にし、直後から2月末までチームメイトの田澤廉(4年)、鈴木芽吹(3年)とともに米国・アルバカーキ合宿へ。オレゴン世界選手権10000m代表である田澤の練習には「まったくついていけなかった」というが、「スピード練習もロード練習もバランスよく取り組んできた。練習以外のことをシャットアウトできる環境で良いトレーニングができました」と充実した3週間を振り返る。 今後については4月の金栗記念選抜中長距離で10000m27分台を狙うようで、6月の日本選手権5000m出場も考えているという。 「(8月の)ユニバーシティゲームズでは世界と戦うので、日本学生界のロードの強さを自分が証明できるように日々練習して強くなりたい。大エースと言われるように頑張ります」と、米国合宿を経て一段と成長した姿がそこにはあった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.23

東京選手権・混成競技に森口諒也、佐田征義、田中友梨、熱田心らが出場 アジア大会代表選考の参考競技会

4月24日から26日に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場で開催される東京選手権のスタートリストが東京陸協から発表されている。 同大会ではトラック、フィールドの各種目が実施されるが、男子十種競技と女子七種競技の2種目は9 […]

NEWS 木南記念に村竹ラシッド、久保凛、中島ひとみ、佐藤風雅らがエントリー 海外からも豪華メンバー参加

2026.04.23

木南記念に村竹ラシッド、久保凛、中島ひとみ、佐藤風雅らがエントリー 海外からも豪華メンバー参加

大阪陸協は4月23日、日本GPシリーズの第13回木南記念(5月10日)のエントリーリストを発表した。同大会は世界陸連(WA)のコンチネンタルツアー・ブロンズ大会にも指定されており、国内外のトップ選手が集まった。 男子11 […]

NEWS セイコーGGP 男子3000mに鈴木芽吹、塩尻和也らがエントリー 久保凛は1500mに出場予定 男子走高跳にはウ・サンヒョク

2026.04.23

セイコーGGP 男子3000mに鈴木芽吹、塩尻和也らがエントリー 久保凛は1500mに出場予定 男子走高跳にはウ・サンヒョク

日本陸連は4月23日、セイコーゴールデングランプリ2026東京(5月17日/東京・国立競技場)のエントリー選手の第5弾を発表し、男女中長距離種目の選手などの参加が決まった。 男子3000mには東京世界選手権10000mに […]

NEWS 名古屋アジア大会10000m選考レースに鈴木芽吹、吉居大和、田中希実、樺沢和佳奈らがエントリー!木南記念と併催で実施

2026.04.23

名古屋アジア大会10000m選考レースに鈴木芽吹、吉居大和、田中希実、樺沢和佳奈らがエントリー!木南記念と併催で実施

木南記念(5月10日)と併催で行われる名古屋アジア大会10000m代表選考レースのスタートリストが4月23日に大会主催から発表された。 男子は日本記録(27分05秒92)保持者の鈴木芽吹(トヨタ自動車)が登録した。昨年は […]

NEWS 日本学生個人選手権の男子5000m実施せず エントリーの青学大2名が欠場

2026.04.22

日本学生個人選手権の男子5000m実施せず エントリーの青学大2名が欠場

日本学連は4月22日、4月24日~26日に神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われる日本学生個人選手権の男子5000mを実施しないと発表した。 男子5000mは3日目の26日正午スタート予定だった。日本学連はSNSで「男 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top