2023.02.21
男子長距離の文元慧(Kao)が2月26日の大阪マラソンで引退すると発表した。
1992年生まれ、大阪府出身。東雲中時代に全中3000mにも出場。京都・洛南高に進学し、全国高校駅伝には2、3年目とエース区間の1区を務めた。トラックでもインターハイ5000m13位、国体同10位など活躍。3年時の全国都道府県対抗男子駅伝では1区8位と好走した。
明大では1年目の出雲駅伝1区で三大駅伝デビューを飾ると、2年目は出雲駅伝3区区間5位と力走。全日本大学駅伝では1区5位で総合5位に貢献した。箱根駅伝でも1区を務めて区間2位。3年時には全日本大学駅伝1区4位の好走で総合3位。箱根駅伝も1区4位で総合6位に入ったチームの流れを作った。4年目の箱根駅伝では5区を務めて区間6位でまとめ、総合4位をたぐり寄せている。
2015年にカネボウ(当時、現・Kao)に入部。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で、ルーキーイヤーから1区を任され、2年目には1区2位と力を見せた。18年の日本選手権5000mでは3位に入賞。19年からはマラソンにも挑戦した。特に駅伝の1区での安定感が印象に残るランナーだった。
2月の全日本実業団ハーフマラソンでは1時間2分24秒の自己新。その他のベストは5000m13分44秒92(21年)、10000m28分23秒36(21年)、マラソン2時間19分55秒(22年)。自身のSNSで「今まで応援、サポートしていただきありがとうございました。最後まで精一杯がんばります」と綴っている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.23
-
2025.12.23
-
2025.12.22
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.23
箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]
2025.12.23
箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]
2025.12.23
箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]
2025.12.23
ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]
2025.12.23
短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表
スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
