HOME 海外

2023.01.27

世界陸連コー会長が次期IOC会長に立候補示唆 2025年に会長選
世界陸連コー会長が次期IOC会長に立候補示唆 2025年に会長選

世界陸連会長のセバスチャン・コー氏

世界陸連(WA)の会長・セバスチャン・コー氏が国際オリンピック委員会(IOC)の次期会長に立候補する可能性を示唆していることがわかった。

コー会長はThe Times のインタビューで「(会長立候補の)可能性を否定するわけではなく、否定しないわけでもない」と発言。現在のIOC会長のトーマス・バッハ氏は25年にギリシャ・アテネで開催されるIOC総会で12年の在職期間を終えて退任する予定となっている。コー会長は2015年からWA会長を務めており、今年末の会長選には再度立候補する意向を示している。

コー氏とバッハ氏の関係は良好ではないと見る向きがある。特にロシアのドーピング問題について、WAはコー会長のもと、15年11月からロシア陸連に制裁を科すなど厳しい姿勢をとっているが、IOCは競技を続けることを認めるなど見解の相違が浮き彫りとなっている。

コー氏は1980年モスクワ五輪・84年ロサンゼルス五輪の男子1500m金メダリスト。12年ロンドン五輪では組織委員会会長を務めた。IOCは1894年に創設されて以来、歴代で9人の会長が役職を担っている。

世界陸連(WA)の会長・セバスチャン・コー氏が国際オリンピック委員会(IOC)の次期会長に立候補する可能性を示唆していることがわかった。 コー会長はThe Times のインタビューで「(会長立候補の)可能性を否定するわけではなく、否定しないわけでもない」と発言。現在のIOC会長のトーマス・バッハ氏は25年にギリシャ・アテネで開催されるIOC総会で12年の在職期間を終えて退任する予定となっている。コー会長は2015年からWA会長を務めており、今年末の会長選には再度立候補する意向を示している。 コー氏とバッハ氏の関係は良好ではないと見る向きがある。特にロシアのドーピング問題について、WAはコー会長のもと、15年11月からロシア陸連に制裁を科すなど厳しい姿勢をとっているが、IOCは競技を続けることを認めるなど見解の相違が浮き彫りとなっている。 コー氏は1980年モスクワ五輪・84年ロサンゼルス五輪の男子1500m金メダリスト。12年ロンドン五輪では組織委員会会長を務めた。IOCは1894年に創設されて以来、歴代で9人の会長が役職を担っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.12

日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇

日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]

NEWS 青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

2024.12.12

青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。その後、会見が開かれて報道陣の取材に応えた。 原監督が掲げた恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」。 […]

NEWS 青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

2024.12.12

青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 関係者だけでなく、学生やファンなどが見守るなか、一部授業のある選手以外が一人ひとりあいさつ。主 […]

NEWS 世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年1月号

2024.12.12

月刊陸上競技2025年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top