HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.01.02

吉居大和が2区区間賞!中大勢では藤原正和監督以来20年ぶりの快挙「仲間が待ってくれていたのでがんばれた」/箱根駅伝
吉居大和が2区区間賞!中大勢では藤原正和監督以来20年ぶりの快挙「仲間が待ってくれていたのでがんばれた」/箱根駅伝

2区区間賞を獲得した中大の吉居大和(2023年箱根駅伝)

◇第99回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第99回箱根駅伝の2区は中大の吉居大和(3年)が1時間6分22秒で区間賞を獲得した。

吉居は4位でタスキを受けると、前を走る関東学生連合、駒大、明大を抜き去り3km過ぎに先頭へ。12kmで駒大の田澤廉(4年)に抜き返されて首位の座を明け渡したものの、中継所手前で再度抜き返して先頭に立った。

「一緒に頑張ってきた仲間が待ってくれたので、がんばれました」と吉居。後方から猛追してきた青学大・近藤幸太郎(4年)を2秒差で抑え、1時間6分22秒で区間賞も獲得した。中大勢による2区区間賞は2003年に現・駅伝監督の藤原正和以来20年ぶりだった。

前回区間賞の田澤は1時間6分34秒で区間3位。日本人選手が同一大会で3人も1時間7分を切るのは初めてのこと。

次ページ 2区区間上位成績

広告の下にコンテンツが続きます
◇第99回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第99回箱根駅伝の2区は中大の吉居大和(3年)が1時間6分22秒で区間賞を獲得した。 吉居は4位でタスキを受けると、前を走る関東学生連合、駒大、明大を抜き去り3km過ぎに先頭へ。12kmで駒大の田澤廉(4年)に抜き返されて首位の座を明け渡したものの、中継所手前で再度抜き返して先頭に立った。 「一緒に頑張ってきた仲間が待ってくれたので、がんばれました」と吉居。後方から猛追してきた青学大・近藤幸太郎(4年)を2秒差で抑え、1時間6分22秒で区間賞も獲得した。中大勢による2区区間賞は2003年に現・駅伝監督の藤原正和以来20年ぶりだった。 前回区間賞の田澤は1時間6分34秒で区間3位。日本人選手が同一大会で3人も1時間7分を切るのは初めてのこと。 次ページ 2区区間上位成績
■箱根駅伝2023 2区区間上位成績 1.06.22 吉居大和(中大) 1.06.25 近藤幸太郎(青学大) 1.06.34 田澤 廉(駒大) 1.07.09 石原翔太郎(東海大) 1.07.22 ボニフェス・ムルワ(山梨学大)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.18

富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

2025.07.18

【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

2025.07.18

100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]

NEWS 王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

2025.07.18

王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

8月31日に豪州で開催されるシドニーマラソンの主催者は、男子エリート選手のエントリーを発表した。 すでに、前世界記録のE.キプチョゲ(ケニア)の参戦が3月中に発表されているが、新たに19年、20年の東京を制しているB.レ […]

NEWS チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

2025.07.18

チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top