2022.11.21
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの大会が11月20日、スペイン・セビリアで開催され、男子(10.1km)はT.ディクムウェナヨ(ブルンジ)が28分51秒で、女子(10.1km)はY.ジャン(トルコ)が32分31秒で優勝した。
ディクムウェナヨはツアー3勝目。今月のソリア大会、アタプエルカ大会に続いて連勝している。トラックでは8月のダイヤモンドリーグモナコ大会3000mで今季世界最高の7分25秒93をマークして優勝した実績を持つ。この後約1ヵ月間は高地トレーニングを行うことを発表している。2位には昨シーズンのツアー優勝者・R.クウィゼラ(ブルンジ)が同タイムの28分51秒で続いた。
25歳のジャンは19歳で迎えた16年リオ五輪で5000m6位、10000m7位と2種目入賞。ケニア出身で、リオ五輪の開催された年にトルコ国籍を取得している。東京五輪3000m障害金メダルのP.チェムタイ(ウガンダ)が32分31秒で2位。U20世界選手権1500mで昨年は金メダル、今年は銅メダルを獲得した19歳のP.チェプキルイ(ケニア)が33分47秒で3位に入った。
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