HOME 駅伝

2022.10.29

女王・名城大「すべての力を出して勝ちに行く」米田勝朗監督が6連覇の偉業へ意気込み/全日本大学女子駅伝
女王・名城大「すべての力を出して勝ちに行く」米田勝朗監督が6連覇の偉業へ意気込み/全日本大学女子駅伝

◇第40回全日本大学女子駅伝(10月30日/宮城・仙台、6区間38.1km)

10月30日(日)に開催される第40回全日本大学女子駅伝の開会式と前日会見が、29日に行われた。

会見に参加したのは、前回1~7位を占めた名城大の米田勝朗監督、大東大の外園隆監督、拓大の五十嵐利治監督、立命大の杉村憲一監督、日体大の佐藤洋平監督、大阪学大の弘潤一監督、城西大の赤羽周平監督の7名。それぞれ大会に懸ける意気込みや目標などについて話した。

前回の覇者で、史上初の大会6連覇を目指す名城大の米田監督は、「第40回という節目の大会ですが、すべての力を出し切って勝ちにいく」と述べた。

「穴のないオーダーを組むことが重要」と考え、ポイントとなる1、3、5区には、地元宮城・仙台育英高卒のスーパールーキー・米澤奈々香(1年)、5000m日本人学生最高記録(15分16秒71)保持者の山本有真、オレゴン世界選手権10000m代表の主将・小林成美(ともに4年)と主軸を配置した。

広告の下にコンテンツが続きます

前回ともに区間賞・区間新の4区・谷本七星(2年)、アンカー・増渕祐香(3年)も再び同じ区間に起用されたことも、他校にとっては脅威となる。2区の石松愛朱加も、1年生とはいえ激戦のチーム内選考を勝ち抜いたことを鑑みれば、つなぐだけの選手ではない。

隙はまったく見当たらず、1区・山本の区間賞からそのまま逃げ切った前回と同じ展開すらもよぎるオーダーだ。

学生駅伝界の「女王」が、金字塔を打ち立てるか。

レースは10月30日(日)12時10分、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート、仙台市役所前市民広場をフィニッシュとする6区間38.1kmで、26チームが出場して争われる。

日本テレビ系列で12時00分から生中継され、スタート直前からTVerにて無料ライブ配信も行われる。

◇第40回全日本大学女子駅伝(10月30日/宮城・仙台、6区間38.1km) 10月30日(日)に開催される第40回全日本大学女子駅伝の開会式と前日会見が、29日に行われた。 会見に参加したのは、前回1~7位を占めた名城大の米田勝朗監督、大東大の外園隆監督、拓大の五十嵐利治監督、立命大の杉村憲一監督、日体大の佐藤洋平監督、大阪学大の弘潤一監督、城西大の赤羽周平監督の7名。それぞれ大会に懸ける意気込みや目標などについて話した。 前回の覇者で、史上初の大会6連覇を目指す名城大の米田監督は、「第40回という節目の大会ですが、すべての力を出し切って勝ちにいく」と述べた。 「穴のないオーダーを組むことが重要」と考え、ポイントとなる1、3、5区には、地元宮城・仙台育英高卒のスーパールーキー・米澤奈々香(1年)、5000m日本人学生最高記録(15分16秒71)保持者の山本有真、オレゴン世界選手権10000m代表の主将・小林成美(ともに4年)と主軸を配置した。 前回ともに区間賞・区間新の4区・谷本七星(2年)、アンカー・増渕祐香(3年)も再び同じ区間に起用されたことも、他校にとっては脅威となる。2区の石松愛朱加も、1年生とはいえ激戦のチーム内選考を勝ち抜いたことを鑑みれば、つなぐだけの選手ではない。 隙はまったく見当たらず、1区・山本の区間賞からそのまま逃げ切った前回と同じ展開すらもよぎるオーダーだ。 学生駅伝界の「女王」が、金字塔を打ち立てるか。 レースは10月30日(日)12時10分、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート、仙台市役所前市民広場をフィニッシュとする6区間38.1kmで、26チームが出場して争われる。 日本テレビ系列で12時00分から生中継され、スタート直前からTVerにて無料ライブ配信も行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top