HOME 国内

2022.08.20

男子走幅跳は松本彗佑がV!3回目に7m70「勝てたのは自信になる」/福井ナイトゲームズ
男子走幅跳は松本彗佑がV!3回目に7m70「勝てたのは自信になる」/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI2022(8月20日/福井県営9.98スタジアム)

今年で4回目の開催となった、Athlete Night Games in FUKUI2022の男子走幅跳は、4回目に7m70(+0.2)を跳んだ松本彗佑(極東油業)が優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

松本は1回目は「助走が走れ過ぎた」ことで踏み切りが近くなり合わせにいって6m46(+0.8)にとどまるも、その後は助走を修正。2回目は「助走が1回目ほど走れなかった」と7m27(-0.1)、「手拍子を求めて」勢いに乗れた3回目に7m70と伸ばした。最終4回目は7m55(+0.2)で試技終了。「勝てたのはうれしいですし自信になります」と、自身初のシニアタイトルに喜びを語った。

元々はスプリンターで、110mハードルの樋口陸人(スズキ)と同学年で同じ奈良のクラブチーム「鴻ノ池SC」出身。同志社大で7m80まで自己記録を伸ばし、社会人1年目の今年は、日本選手権で自身初の8m台となる8m07(+1.9)で3位に食い込んでいる。

今季は「助走が安定してきた」ことで8mジャンパーの仲間入り。しかし、日本選手権後は「足首や腰などケガが続いた」と練習不足だという。「スプリントを積めば8mの感覚は残っているので跳べると思う」と松本。来年は「世界選手権の代表になれるように」と意気込みを語った。

◇日本記録保持者・城山が2位、世界選手権代表の山川は3位

8m40の日本記録を持つ城山正太郎(ゼンリン)が2位。1回目に7m60(+0.5)を跳び、その後の試技はパスした。オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(佐賀スポ協)は7m54(+0.5)で3位。「世界選手権の翌日から練習したのですが、少し疲労もありました。(世界選手権の)次の試合が大事だと思っていたので悪すぎます」と振り返った。

◇Athlete Night Games in FUKUI2022(8月20日/福井県営9.98スタジアム) 今年で4回目の開催となった、Athlete Night Games in FUKUI2022の男子走幅跳は、4回目に7m70(+0.2)を跳んだ松本彗佑(極東油業)が優勝した。 松本は1回目は「助走が走れ過ぎた」ことで踏み切りが近くなり合わせにいって6m46(+0.8)にとどまるも、その後は助走を修正。2回目は「助走が1回目ほど走れなかった」と7m27(-0.1)、「手拍子を求めて」勢いに乗れた3回目に7m70と伸ばした。最終4回目は7m55(+0.2)で試技終了。「勝てたのはうれしいですし自信になります」と、自身初のシニアタイトルに喜びを語った。 元々はスプリンターで、110mハードルの樋口陸人(スズキ)と同学年で同じ奈良のクラブチーム「鴻ノ池SC」出身。同志社大で7m80まで自己記録を伸ばし、社会人1年目の今年は、日本選手権で自身初の8m台となる8m07(+1.9)で3位に食い込んでいる。 今季は「助走が安定してきた」ことで8mジャンパーの仲間入り。しかし、日本選手権後は「足首や腰などケガが続いた」と練習不足だという。「スプリントを積めば8mの感覚は残っているので跳べると思う」と松本。来年は「世界選手権の代表になれるように」と意気込みを語った。 ◇日本記録保持者・城山が2位、世界選手権代表の山川は3位 8m40の日本記録を持つ城山正太郎(ゼンリン)が2位。1回目に7m60(+0.5)を跳び、その後の試技はパスした。オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(佐賀スポ協)は7m54(+0.5)で3位。「世界選手権の翌日から練習したのですが、少し疲労もありました。(世界選手権の)次の試合が大事だと思っていたので悪すぎます」と振り返った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top