◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)6日目
オレゴン世界陸上6日目のイブニングセッションに行われた女子やり投予選B組に出場した武本紗栄(佐賀県スポ協会)が、A・B全体の11番目にランクインして決勝進出を決めた。
初出場の武本は「思ったより緊張はしませんでした」と言い、「決勝進出を目指していたのでホッとしてします」と笑顔を見せる。1回目は「すっぽ抜けた投げ」になってしまい57m10にとどまった。それを修正した2回目に59m15。3回目は54m51だったが、2回目の記録で11番目に入った。
「良い投げではなかったですがまずまず」と武本。同組に入った北口榛花(JAL)に続いて2人で決勝に挑む。A組に入った上田百寧(ゼンリン)とはずっと戦ってきた同学年の友人でありライバル。膝を故障して万全ではなかった仲間の分も「楽しみたい」とファイナルを心待ちにする。
「自己ベスト(62m39)を更新して6本投げて帰ります。(やりは)飛んでくれるはず」。堂々と初出場・初決勝に進んだ武本が入賞を目指す。
決勝は日本時間23日10時20分から行われる。
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