HOME 海外

2022.07.18

男子マラソンはエチオピアのトーラが金メダル!大会新記録の2時間5分36秒/世界陸上
男子マラソンはエチオピアのトーラが金メダル!大会新記録の2時間5分36秒/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上3日目のモーニングセッションに行われた男子マラソンは、タミラト・トーラ(エチオピア)が大会記録を1分19秒も上回る2時間5分36秒で金メダルに輝いた。

スタートは気温13度ほどの好条件ながら、かなりのスローペースで進み、5kmの通過が15分42秒。そこからは10kmが30分53秒で20kmが1時間00分53秒と少しずつペースが上がっていく。19年ドーハ大会王者のレリサ・デシサ(エチオピア)は中盤以降に集団から遅れ、小さな上げ下げもありつつ、30kmまで30人近くの集団で進んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

30kmから31kmのラップが2分53秒とペースが上がり、先頭集団が15人に絞られる。33km過ぎにトーラが仕掛けて一気にリードを奪うと、そのまま他を寄せつけずに強さを見せてトップでフィニッシュした。

トーラは17年ロンドン大会で銀メダルを獲得。今季は世界リスト3位の2時間04分14秒をマークしていた。

◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上3日目のモーニングセッションに行われた男子マラソンは、タミラト・トーラ(エチオピア)が大会記録を1分19秒も上回る2時間5分36秒で金メダルに輝いた。 スタートは気温13度ほどの好条件ながら、かなりのスローペースで進み、5kmの通過が15分42秒。そこからは10kmが30分53秒で20kmが1時間00分53秒と少しずつペースが上がっていく。19年ドーハ大会王者のレリサ・デシサ(エチオピア)は中盤以降に集団から遅れ、小さな上げ下げもありつつ、30kmまで30人近くの集団で進んだ。 30kmから31kmのラップが2分53秒とペースが上がり、先頭集団が15人に絞られる。33km過ぎにトーラが仕掛けて一気にリードを奪うと、そのまま他を寄せつけずに強さを見せてトップでフィニッシュした。 トーラは17年ロンドン大会で銀メダルを獲得。今季は世界リスト3位の2時間04分14秒をマークしていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.07

パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]

NEWS 女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

2025.12.07

女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]

NEWS 大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

2025.12.07

大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]

NEWS 34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン

2025.12.07

34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子では34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒(速報値)で4位だった。 これまでの日本記録は2021年に出した鈴木健吾(当時富士通)の2時間4分56秒で、これ […]

NEWS 順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

2025.12.07

順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top