
◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)2日目
日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。
女子100mは日本選手権同様に熾烈なレースが展開。日本選手権優勝の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が自己タイの11秒36(+0.3)をマークし、兒玉芽生(ミズノ)を0.02秒抑えた。11秒3台で決着したのは2010年日本選手権の福島千里と高橋萌木子以来、実に12年ぶりで、2004年日本選手権の小島初佳と坂上香織(ともに11秒39)を含む3例目だった。
「11秒2~1台を狙っていた」という君嶋だが、「30~60mのトップスピードが足りない」とレースを振り返る。ラストの競り合いではしっかりと勝ちきったが、タイムには満足とはいかなかった。
一方の兒玉は予選で追い風参考ながら11秒26(+3.1)をマーク。「失敗レースで風に押された感じはありますが今後につながると思います」と、そのスピードを体感できたことを収穫に挙げる。決勝は「日本選手権と同じ展開で、今回は自分の走りに集中できましたが競り負けたのが今の力」と兒玉。それでもサードベストの11秒38を出せて安堵の表情も浮かべる。
盛り上がりを見せる女子短距離。いずれも「個人で」と語るように個々の走力を上げて世界に進出すれば、日本記録更新、そして次のステージが見えてくる。
※事実関係に誤りがありましたので修正しました。
◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)2日目
日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。
女子100mは日本選手権同様に熾烈なレースが展開。日本選手権優勝の君嶋愛梨沙(土木管理総合)が自己タイの11秒36(+0.3)をマークし、兒玉芽生(ミズノ)を0.02秒抑えた。11秒3台で決着したのは2010年日本選手権の福島千里と高橋萌木子以来、実に12年ぶりで、2004年日本選手権の小島初佳と坂上香織(ともに11秒39)を含む3例目だった。
「11秒2~1台を狙っていた」という君嶋だが、「30~60mのトップスピードが足りない」とレースを振り返る。ラストの競り合いではしっかりと勝ちきったが、タイムには満足とはいかなかった。
一方の兒玉は予選で追い風参考ながら11秒26(+3.1)をマーク。「失敗レースで風に押された感じはありますが今後につながると思います」と、そのスピードを体感できたことを収穫に挙げる。決勝は「日本選手権と同じ展開で、今回は自分の走りに集中できましたが競り負けたのが今の力」と兒玉。それでもサードベストの11秒38を出せて安堵の表情も浮かべる。
盛り上がりを見せる女子短距離。いずれも「個人で」と語るように個々の走力を上げて世界に進出すれば、日本記録更新、そして次のステージが見えてくる。
※事実関係に誤りがありましたので修正しました。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール
有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]
2025.12.08
U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加
ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]
2025.12.08
2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表
12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025