HOME ニュース、国内

2022.06.25

走幅跳・津波響樹が7m92で優勝も世界陸上に届かず「悔しいです」/布勢スプリント
走幅跳・津波響樹が7m92で優勝も世界陸上に届かず「悔しいです」/布勢スプリント


◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)1日目

日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。

男子走幅跳は津波響樹(大塚製薬)が7m92(+2.4)で優勝。日本選手権で2位に入っており、オレゴン世界選手権の参加標準記録8m22をクリアすれば代表に内定するため「記録だけを狙ってきた」だけに、「悔しいです」と唇を噛んだ。

日本選手権では公認で8m01(+0.8)、追い風参考で8m07(+2.3)と、3年ぶりに8m以上を跳んでいた津波。「助走の感覚は良かった」とつかんだ感覚を再現した。しかし、「跳びたいという気持ちが出てしまった」ことで踏み切りにズレが生じ、3回目に踵を痛めてしまう。4回目に跳んだものの7m60台にとどまり、「秋を見据えて」5、6回目はパスした。

ドーハ世界選手権、東京五輪と代表をつかんできたが、オレゴン世界選手権に届かず。「ちょっと休んでしっかり治します。助走スピードを生かせるようになってきた感覚はあるので、どの試合でも8mを跳べるようにアベレージを上げていきたいです」と、来年以降の日本代表復帰に向けてリスタートを切る。

◇布勢スプリント2022(6月25、26日/鳥取・ヤマタスポーツパーク)1日目 日本グランプリシリーズ鳥取大会の「布勢スプリント2022」が行われた。 男子走幅跳は津波響樹(大塚製薬)が7m92(+2.4)で優勝。日本選手権で2位に入っており、オレゴン世界選手権の参加標準記録8m22をクリアすれば代表に内定するため「記録だけを狙ってきた」だけに、「悔しいです」と唇を噛んだ。 日本選手権では公認で8m01(+0.8)、追い風参考で8m07(+2.3)と、3年ぶりに8m以上を跳んでいた津波。「助走の感覚は良かった」とつかんだ感覚を再現した。しかし、「跳びたいという気持ちが出てしまった」ことで踏み切りにズレが生じ、3回目に踵を痛めてしまう。4回目に跳んだものの7m60台にとどまり、「秋を見据えて」5、6回目はパスした。 ドーハ世界選手権、東京五輪と代表をつかんできたが、オレゴン世界選手権に届かず。「ちょっと休んでしっかり治します。助走スピードを生かせるようになってきた感覚はあるので、どの試合でも8mを跳べるようにアベレージを上げていきたいです」と、来年以降の日本代表復帰に向けてリスタートを切る。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭 […]

NEWS 箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

2024.12.13

箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 藤田監督は「前回は出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した状態で迎え、青山学院に負けて準優勝でした […]

NEWS 國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

2024.12.13

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇した。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した國學院大。多くのファン・学生が壮行会を見守り、その注目度の高さ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top