HOME ニュース、国内

2022.06.12

郡菜々佳 砲丸投で2年連続5回目V!円盤投との2冠達成は47年ぶり快挙/日本選手権
郡菜々佳 砲丸投で2年連続5回目V!円盤投との2冠達成は47年ぶり快挙/日本選手権


◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目

オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日に行われた女子砲丸投は、郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)が15m57で2年連続5回目の優勝を果たした。郡は初日に行われた円盤投(58m70)と2冠。砲丸投と円盤投の2冠は1975年の林香代子以来47年ぶりの快挙となる。

広告の下にコンテンツが続きます

小山田芙由子(日大)が2投目に15m23を投げてトップに立ち、郡は5投目まで2位につけていた。迎えた6投目には「飛んだ感覚はなかったけど気持ちでいきました」と優勝記録を投げて逆転した。

「練習で投げ急いでしまって今日は無理かなと思いましたが、優勝を決めることができて良かったです」と喜んだ。日本選手権に初出場した高校2年から2冠を目標にしてきたと言うだけに「2冠ができたことはすごくうれしいです」。2種目に取り組む理由として、「円盤投でも世界の選手は16m、17mを投げるので」と郡。記録については「16mオーバーが目標だったので納得はしていない」という。「どっちも大好きです」と言う円盤投と砲丸投。今後も2種目に取り組んでいく意向も示していた。

◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目 オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日に行われた女子砲丸投は、郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)が15m57で2年連続5回目の優勝を果たした。郡は初日に行われた円盤投(58m70)と2冠。砲丸投と円盤投の2冠は1975年の林香代子以来47年ぶりの快挙となる。 小山田芙由子(日大)が2投目に15m23を投げてトップに立ち、郡は5投目まで2位につけていた。迎えた6投目には「飛んだ感覚はなかったけど気持ちでいきました」と優勝記録を投げて逆転した。 「練習で投げ急いでしまって今日は無理かなと思いましたが、優勝を決めることができて良かったです」と喜んだ。日本選手権に初出場した高校2年から2冠を目標にしてきたと言うだけに「2冠ができたことはすごくうれしいです」。2種目に取り組む理由として、「円盤投でも世界の選手は16m、17mを投げるので」と郡。記録については「16mオーバーが目標だったので納得はしていない」という。「どっちも大好きです」と言う円盤投と砲丸投。今後も2種目に取り組んでいく意向も示していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top