HOME ニュース、国内

2022.05.25

山縣亮太が6月の日本選手権を欠場 昨年秋に右膝を手術 「来年、再来年に向け改革中」
山縣亮太が6月の日本選手権を欠場 昨年秋に右膝を手術 「来年、再来年に向け改革中」


男子100m日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が7月のオレゴン世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権(6月9日~12日)を欠場することを発表した。

山縣は数年前から右膝に違和感を感じており、2020年に膝蓋腱炎と診断。その後は一時的な治療を行いながら、21年6月には100mで9秒95の日本記録も樹立していた。だが、その過程で痛みのため練習を休むこともあったことから、コーチの高野大樹氏と相談し、昨年10月に腱を修復して骨棘の除去を行う手術に踏み切った。

山縣は今年3月のインタビューで「今年は身体の機能を回復させる年」と話しており、高野コーチも「(日本選手権は)術後の回復次第ですが、無理に合わせる必要はない」と位置づけていた。今後は24年のパリ五輪に向けて照準を合わせ、「来年はしっかりと身体を強化し、再来年は『やり切った』ということろまでフィジカルと技術をピークに持っていく」(山縣)と決意を表明している。

広告の下にコンテンツが続きます

今年6月10日に30歳を迎える山縣はSNSで「30歳節目のレースに出場できないことは私自身大変残念です」とコメントし、「来年、再来年に向け色々改革中なのでもう少し時間を頂けると幸いです。今後とも変わらぬご声援の程よろしくお願いします」と綴った。

男子100m日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が7月のオレゴン世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権(6月9日~12日)を欠場することを発表した。 山縣は数年前から右膝に違和感を感じており、2020年に膝蓋腱炎と診断。その後は一時的な治療を行いながら、21年6月には100mで9秒95の日本記録も樹立していた。だが、その過程で痛みのため練習を休むこともあったことから、コーチの高野大樹氏と相談し、昨年10月に腱を修復して骨棘の除去を行う手術に踏み切った。 山縣は今年3月のインタビューで「今年は身体の機能を回復させる年」と話しており、高野コーチも「(日本選手権は)術後の回復次第ですが、無理に合わせる必要はない」と位置づけていた。今後は24年のパリ五輪に向けて照準を合わせ、「来年はしっかりと身体を強化し、再来年は『やり切った』ということろまでフィジカルと技術をピークに持っていく」(山縣)と決意を表明している。 今年6月10日に30歳を迎える山縣はSNSで「30歳節目のレースに出場できないことは私自身大変残念です」とコメントし、「来年、再来年に向け色々改革中なのでもう少し時間を頂けると幸いです。今後とも変わらぬご声援の程よろしくお願いします」と綴った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.19

日本勢34年ぶり400m決勝の中島佑気ジョセフは3連続44秒台で6位 田中希実5000m4大会連続予選突破/世界陸上Day6

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400mで日本勢34年ぶりに決勝に残った中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位入賞を果たした。1991年 […]

NEWS 女子400mマクローリン・レヴロンが世界歴代2位47秒78「ひたすら努力」パウリノと史上初47秒台決戦/世界陸上Day6

2025.09.19

女子400mマクローリン・レヴロンが世界歴代2位47秒78「ひたすら努力」パウリノと史上初47秒台決戦/世界陸上Day6

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目が行われ、女子400m決勝ではシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位となる47秒78の大会新記録で優勝を飾った。 大粒の雨が降りし […]

NEWS 中島佑気ジョセフ歴史塗り替える400m6位!喜び以上に「もう少し勝負したかった」メダルへ大きな一歩/東京世界陸上

2025.09.19

中島佑気ジョセフ歴史塗り替える400m6位!喜び以上に「もう少し勝負したかった」メダルへ大きな一歩/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞の快挙を成し遂げた。 34年前、東京 […]

NEWS 800m久保凛「何もかもうまくいかなかった」世界で通用する選手目指して「イチから磨き直す」/東京世界陸上

2025.09.19

800m久保凛「何もかもうまくいかなかった」世界で通用する選手目指して「イチから磨き直す」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子800m予選3組の久保凛(東大阪大敬愛高)は2分02秒84で7着に終わり、この種目日本人初となる準決勝には進め […]

NEWS 200m鵜澤飛羽 3度目セミファイナルも壁「19秒台がないと無理」海外修行視野に成長誓う/東京世界陸上

2025.09.19

200m鵜澤飛羽 3度目セミファイナルも壁「19秒台がないと無理」海外修行視野に成長誓う/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の組6着となり、決勝進出はならなかった。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top