
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
30日、米国カリフォルニア州のバトンルージュで行われた競技会で、東京五輪男子200m4位のエリヨン・ナイトン(米国)が19秒49(+1.4)の世界歴代4位、U20世界新記録のタイムを叩きだした。
2004年1月生まれのナイトンは現在、18歳。中学時代は陸上とサッカーを掛け持ち、高校ではアメフトにも取り組んだ。20年に100mで10秒29、200mで20秒33をマークしたことで次代のスプリンターとして期待を集めると、昨年5月には20秒11(+1.6)をマーク。200m世界記録保持者のU.ボルト(ジャマイカ)が持っていたU18世界最高記録(20秒13)を18年ぶりに更新した。その後、6月にはタイムを19秒84まで短縮してボルトのU20世界記録(19秒93)をも塗り替え、8月の東京五輪ではメダルは逃したものの、17歳にして世界トップクラスの走りを見せていた。
今季の4月16日に100mで10秒04と自己記録を更新。200m初戦となった今大会では、40m付近から一気に加速して他のスプリンターを置き去りにすると、最後までスピードを緩めることなくゴールを駆け抜けた。世界歴代ではボルトの19秒19、Y.ブレイク(ジャマイカ)の19秒26、M.ジョンソン(米国)の19秒32に次ぐ驚異的な記録となった。
また、ボツワナで行われた競技会では18歳のL.テボゴ(ボツワナ)が男子100mで従来の記録を0.01秒上回る9秒96(+1.9)のU20世界新記録を打ち立てた。
■男子200m世界歴代10傑
19.19 -0.3 U.ボルト(ジャマイカ) 2009年
19.26 0.7 Y.ブレイク(ジャマイカ) 2011年
19.32 0.4 M.ジョンソン(米国) 1996年
19.49 1.4 E.ナイトン(米国) 2022年
19.50 -0.1 N.ライルズ(米国) 2019年
19.53 0.7 W.ディックス(米国) 2011年
19.57 0.4 J.ガトリン(米国) 2015年
19.58 1.3 T.ゲイ(米国) 2009年
19.62 -0.5 A.デグラス(カナダ) 2021年
19.63 0.4 X.カーター(米国) 2006年
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
30日、米国カリフォルニア州のバトンルージュで行われた競技会で、東京五輪男子200m4位のエリヨン・ナイトン(米国)が19秒49(+1.4)の世界歴代4位、U20世界新記録のタイムを叩きだした。
2004年1月生まれのナイトンは現在、18歳。中学時代は陸上とサッカーを掛け持ち、高校ではアメフトにも取り組んだ。20年に100mで10秒29、200mで20秒33をマークしたことで次代のスプリンターとして期待を集めると、昨年5月には20秒11(+1.6)をマーク。200m世界記録保持者のU.ボルト(ジャマイカ)が持っていたU18世界最高記録(20秒13)を18年ぶりに更新した。その後、6月にはタイムを19秒84まで短縮してボルトのU20世界記録(19秒93)をも塗り替え、8月の東京五輪ではメダルは逃したものの、17歳にして世界トップクラスの走りを見せていた。
今季の4月16日に100mで10秒04と自己記録を更新。200m初戦となった今大会では、40m付近から一気に加速して他のスプリンターを置き去りにすると、最後までスピードを緩めることなくゴールを駆け抜けた。世界歴代ではボルトの19秒19、Y.ブレイク(ジャマイカ)の19秒26、M.ジョンソン(米国)の19秒32に次ぐ驚異的な記録となった。
また、ボツワナで行われた競技会では18歳のL.テボゴ(ボツワナ)が男子100mで従来の記録を0.01秒上回る9秒96(+1.9)のU20世界新記録を打ち立てた。
■男子200m世界歴代10傑
19.19 -0.3 U.ボルト(ジャマイカ) 2009年
19.26 0.7 Y.ブレイク(ジャマイカ) 2011年
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19.49 1.4 E.ナイトン(米国) 2022年
19.50 -0.1 N.ライルズ(米国) 2019年
19.53 0.7 W.ディックス(米国) 2011年
19.57 0.4 J.ガトリン(米国) 2015年
19.58 1.3 T.ゲイ(米国) 2009年
19.62 -0.5 A.デグラス(カナダ) 2021年
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