HOME 海外

2022.04.08

オーストリアのプラーター公園が「陸上世界遺産」に認定 キプチョゲ人類初2時間切りの舞台
オーストリアのプラーター公園が「陸上世界遺産」に認定 キプチョゲ人類初2時間切りの舞台

世界陸連(WA)はオーストリア・ウィーンのプラーター公園に対し「ランドマーク」のカテゴリーで「WAヘリテージプラーク」を授与した。「陸上世界遺産」とも言えるヘリテージプラークは2018年に創設され、陸上競技の歴史と発展への世界的な貢献をした個人・団体に与えられる。

プラーター公園はオーストリア随一のランニングスポットで、ウィーン・シティマラソンなど30のランニングイベントが開催されている。2019年10月にはこの場所で男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)が非公式ながら1時間59分40秒2と、史上初の2時間切りを達成した。

ヘリテージプラークの授賞カテゴリーは、(1)City(都市:複数の国際大会のホストシティ)、(2)Competitions(大会)、(3)Legend(レジェンド:選手、コーチ、役員)、(4)Landmarks(ランドマーク:競技場等)、(5)Culture(カルチャー:映像、出版物等)に分かれ、これまで、日本では南部忠平氏、箱根駅伝、小出義雄氏、陸上競技マガジン、福岡国際マラソン、織田幹雄氏が選ばれている。

広告の下にコンテンツが続きます
世界陸連(WA)はオーストリア・ウィーンのプラーター公園に対し「ランドマーク」のカテゴリーで「WAヘリテージプラーク」を授与した。「陸上世界遺産」とも言えるヘリテージプラークは2018年に創設され、陸上競技の歴史と発展への世界的な貢献をした個人・団体に与えられる。 プラーター公園はオーストリア随一のランニングスポットで、ウィーン・シティマラソンなど30のランニングイベントが開催されている。2019年10月にはこの場所で男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)が非公式ながら1時間59分40秒2と、史上初の2時間切りを達成した。 ヘリテージプラークの授賞カテゴリーは、(1)City(都市:複数の国際大会のホストシティ)、(2)Competitions(大会)、(3)Legend(レジェンド:選手、コーチ、役員)、(4)Landmarks(ランドマーク:競技場等)、(5)Culture(カルチャー:映像、出版物等)に分かれ、これまで、日本では南部忠平氏、箱根駅伝、小出義雄氏、陸上競技マガジン、福岡国際マラソン、織田幹雄氏が選ばれている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.19

「大阪から世界へ」OSAKA夢プログラム報告会が開催!ハンマー投・福田翔大「北京、ロスとさらに多くの代表を」

公益財団法人大阪陸上競技協会が展開する選手サポートプログラム「OSAKA夢プログラム」の第Ⅲ期報告会が11月18日、大阪市内のホテルで開催された。 東京世界選手権に出場した男子ハンマー投の福田翔大(住友電工)、女子100 […]

NEWS 甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

2025.11.18

甲佐10マイルに東京世界陸上マラソン代表・近藤亮太と小山直城がエントリー! 5000m代表・森凪也、前回覇者・玉目陸も

12月7日に熊本県甲佐町役場前をスタート・フィニッシュとする第50回熊本甲佐10マイルロードレースのエントリー選手が11月18日、発表された。 招待選手は既に発表されていたが、9月の東京世界選手権マラソンで11位に入った […]

NEWS 国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
PR

2025.11.18

国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る

スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]

NEWS 中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top