世界陸連は2月25日付で、女子ハンマー投のジョイ・マッカーサーの米国から日本への国籍変更を承認した。
現在、南カリフォルニア大の大学院で学ぶマッカーサーは1999年生まれの22歳。カリフォルニア州のダナ・ヒルズ高校でハンマー投を始め、16年には全米ジュニア選手権で62m07を投げて優勝し、同年のU20世界選手権にも出場している(予選落ち)。大学進学後は故障もあり、試合に出場しなかった時期もあったが、昨年4月には65m43の自己記録をマーク。全米学生選手権では63m94で20位という成績を残した。関係者によると、すでに日本陸連登録も済ませており、今後は日本代表を目指すという。
父のエリック・マッカーサーさんは、バスケットボールの日本リーグでMVPも獲得した名プレーヤーで、日本国籍を取得した後、日本代表としてアジア大会に出場したこともある。また、ジョイの兄であるエリック・ジュニアはBリーグ・岩手ビッグブルズに所属し、妹のマヤもU19日本代表に選出されるなどバスケットボールで活躍している。
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