HOME 国内

2022.03.09

日本選手権35km競歩輪島大会で20kmの特別レースを実施 世界選手権標準記録突破の機会作る
日本選手権35km競歩輪島大会で20kmの特別レースを実施 世界選手権標準記録突破の機会作る


日本陸連は3月9日、第106回日本選手権35km競歩・全日本競歩輪島大会(4月17日/石川・輪島)において、男女の20km競歩を特別レースとして実施すると発表した。

これは今夏のオレゴン世界選手権に向けての措置。20kmの世界選手権の代表選考競技会は終了済みの世界競歩チーム選手権、第105回日本選手権20km競歩と、3月20日の全日本競歩能美大会の3大会だが、これらの大会で3位以内に入った選手が代表選考の候補に挙がるが、出場権を得るためには世界陸連の定める参加標準記録を突破する必要がある。

上記選考3大会で3位以内に入っても参加標準記録を突破できなかった場合は、有効期間となる6月26日までに海外レースなどに参加しなければならない。そのため、「新型コロナウイルスの影響から、今後、渡航できるか不透明であること」(日本陸連)から実施が決まった。

広告の下にコンテンツが続きます

参加資格を持つのは、選考会3大会の上位3人のみ。8時45分にスタートする。20km競歩のオレゴン世界選手権代表は、2月の日本選手権で高橋英輝(富士通)が代表に内定し、残りは2枠。また、世界競歩チーム選手権で金メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)は19年ドーハ世界選手権優勝のためワイルドカードで別途出場資格を持っているため、男子20kmは最大4人が出場できる。

20kmの参加標準記録は男子が1時間21分00秒、女子は1時間31分00秒で、有効期間は2020年12月27日から22年6月26日まで。これとは別にそれぞれ1分早い日本陸連独自の派遣設定記録を定めており、派遣設定記録を突破して選考会日本人最上位は代表に内定する。

日本陸連は3月9日、第106回日本選手権35km競歩・全日本競歩輪島大会(4月17日/石川・輪島)において、男女の20km競歩を特別レースとして実施すると発表した。 これは今夏のオレゴン世界選手権に向けての措置。20kmの世界選手権の代表選考競技会は終了済みの世界競歩チーム選手権、第105回日本選手権20km競歩と、3月20日の全日本競歩能美大会の3大会だが、これらの大会で3位以内に入った選手が代表選考の候補に挙がるが、出場権を得るためには世界陸連の定める参加標準記録を突破する必要がある。 上記選考3大会で3位以内に入っても参加標準記録を突破できなかった場合は、有効期間となる6月26日までに海外レースなどに参加しなければならない。そのため、「新型コロナウイルスの影響から、今後、渡航できるか不透明であること」(日本陸連)から実施が決まった。 参加資格を持つのは、選考会3大会の上位3人のみ。8時45分にスタートする。20km競歩のオレゴン世界選手権代表は、2月の日本選手権で高橋英輝(富士通)が代表に内定し、残りは2枠。また、世界競歩チーム選手権で金メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)は19年ドーハ世界選手権優勝のためワイルドカードで別途出場資格を持っているため、男子20kmは最大4人が出場できる。 20kmの参加標準記録は男子が1時間21分00秒、女子は1時間31分00秒で、有効期間は2020年12月27日から22年6月26日まで。これとは別にそれぞれ1分早い日本陸連独自の派遣設定記録を定めており、派遣設定記録を突破して選考会日本人最上位は代表に内定する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

NEWS 第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

2025.12.10

第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

関東学生陸上競技連盟が12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表し、テレビ中継する日本テレビの放送についても合わせて発表された。 2026年1月2日の往路、3日の復路ともに7時から生中継。放送センターでの解説は往路 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top