2019年の福岡国際マラソンを制した藤本拓(トヨタ自動車)が、自身のSNSで第一線から退く意向を示した。
藤本は山口・高水高から国士大へ進学し、関東インカレ5000mを2連覇するなど、エース級として活躍。箱根駅伝でも4年時に3区区間3位と好走した。
ケガが多く、トヨタ自動車に入社後はしばらく脚光を浴びることはなかったが、2度目のフルマラソン挑戦となった2018年のシカゴ・マラソンでブレイク。2時間7分57秒で8位に入り、翌年9月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ/東京五輪代表選考レース)の出場資格を得た。
MGCでは9位と五輪代表をつかむことはできなかったが、その3ヵ月後の福岡国際マラソンで優勝(※1着の選手がドーピング違反で失格となったことによる繰り上げ)。さらにその2ヵ月後の丸亀国際ハーフでは2位ながら日本歴代2位の1時間0分06秒をマークし、その後も5000mや10000mで自己記録を更新するなど、30歳を超えても一線級で戦い続けた選手だった。
最後のレースは3月の東京マラソンを予定しているという。
下記、藤本のSNS全文
入社10年目をターニングポイントとし第一線から退きます。支えてくれた家族や友人、会社の仲間や応援して下さった方々には本当に感謝しています。最後のレースは東京マラソンを予定しています。応援宜しくお願いします。
■藤本 拓(ふじもと・たく)
1989年9月11日生まれ、32歳。山口・周南菊川中→高水高→国士大→トヨタ自動車
自己記録
5000m 13.27.34(20年)
10000m 28分02秒54(21年)
ハーフマラソン 1.00.06(20年)
マラソン 2.07.57(18年)
2019年の福岡国際マラソンを制した藤本拓(トヨタ自動車)が、自身のSNSで第一線から退く意向を示した。
藤本は山口・高水高から国士大へ進学し、関東インカレ5000mを2連覇するなど、エース級として活躍。箱根駅伝でも4年時に3区区間3位と好走した。
ケガが多く、トヨタ自動車に入社後はしばらく脚光を浴びることはなかったが、2度目のフルマラソン挑戦となった2018年のシカゴ・マラソンでブレイク。2時間7分57秒で8位に入り、翌年9月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ/東京五輪代表選考レース)の出場資格を得た。
MGCでは9位と五輪代表をつかむことはできなかったが、その3ヵ月後の福岡国際マラソンで優勝(※1着の選手がドーピング違反で失格となったことによる繰り上げ)。さらにその2ヵ月後の丸亀国際ハーフでは2位ながら日本歴代2位の1時間0分06秒をマークし、その後も5000mや10000mで自己記録を更新するなど、30歳を超えても一線級で戦い続けた選手だった。
最後のレースは3月の東京マラソンを予定しているという。
下記、藤本のSNS全文
入社10年目をターニングポイントとし第一線から退きます。支えてくれた家族や友人、会社の仲間や応援して下さった方々には本当に感謝しています。最後のレースは東京マラソンを予定しています。応援宜しくお願いします。
■藤本 拓(ふじもと・たく)
1989年9月11日生まれ、32歳。山口・周南菊川中→高水高→国士大→トヨタ自動車
自己記録
5000m 13.27.34(20年)
10000m 28分02秒54(21年)
ハーフマラソン 1.00.06(20年)
マラソン 2.07.57(18年) RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025