HOME ニュース、国内

2022.01.26

19年福岡国際マラソンVの藤本拓が競技生活にピリオド 3月の東京がラストレース
19年福岡国際マラソンVの藤本拓が競技生活にピリオド 3月の東京がラストレース

19年福岡国際マラソン優勝の藤本拓

2019年の福岡国際マラソンを制した藤本拓(トヨタ自動車)が、自身のSNSで第一線から退く意向を示した。

藤本は山口・高水高から国士大へ進学し、関東インカレ5000mを2連覇するなど、エース級として活躍。箱根駅伝でも4年時に3区区間3位と好走した。

広告の下にコンテンツが続きます

ケガが多く、トヨタ自動車に入社後はしばらく脚光を浴びることはなかったが、2度目のフルマラソン挑戦となった2018年のシカゴ・マラソンでブレイク。2時間7分57秒で8位に入り、翌年9月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ/東京五輪代表選考レース)の出場資格を得た。

MGCでは9位と五輪代表をつかむことはできなかったが、その3ヵ月後の福岡国際マラソンで優勝(※1着の選手がドーピング違反で失格となったことによる繰り上げ)。さらにその2ヵ月後の丸亀国際ハーフでは2位ながら日本歴代2位の1時間0分06秒をマークし、その後も5000mや10000mで自己記録を更新するなど、30歳を超えても一線級で戦い続けた選手だった。

最後のレースは3月の東京マラソンを予定しているという。

下記、藤本のSNS全文

入社10年目をターニングポイントとし第一線から退きます。支えてくれた家族や友人、会社の仲間や応援して下さった方々には本当に感謝しています。最後のレースは東京マラソンを予定しています。応援宜しくお願いします。

■藤本 拓(ふじもと・たく)
1989年9月11日生まれ、32歳。山口・周南菊川中→高水高→国士大→トヨタ自動車

自己記録
5000m 13.27.34(20年)
10000m 28分02秒54(21年)
ハーフマラソン 1.00.06(20年)
マラソン 2.07.57(18年)

2019年の福岡国際マラソンを制した藤本拓(トヨタ自動車)が、自身のSNSで第一線から退く意向を示した。 藤本は山口・高水高から国士大へ進学し、関東インカレ5000mを2連覇するなど、エース級として活躍。箱根駅伝でも4年時に3区区間3位と好走した。 ケガが多く、トヨタ自動車に入社後はしばらく脚光を浴びることはなかったが、2度目のフルマラソン挑戦となった2018年のシカゴ・マラソンでブレイク。2時間7分57秒で8位に入り、翌年9月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ/東京五輪代表選考レース)の出場資格を得た。 MGCでは9位と五輪代表をつかむことはできなかったが、その3ヵ月後の福岡国際マラソンで優勝(※1着の選手がドーピング違反で失格となったことによる繰り上げ)。さらにその2ヵ月後の丸亀国際ハーフでは2位ながら日本歴代2位の1時間0分06秒をマークし、その後も5000mや10000mで自己記録を更新するなど、30歳を超えても一線級で戦い続けた選手だった。 最後のレースは3月の東京マラソンを予定しているという。 下記、藤本のSNS全文 入社10年目をターニングポイントとし第一線から退きます。支えてくれた家族や友人、会社の仲間や応援して下さった方々には本当に感謝しています。最後のレースは東京マラソンを予定しています。応援宜しくお願いします。 ■藤本 拓(ふじもと・たく) 1989年9月11日生まれ、32歳。山口・周南菊川中→高水高→国士大→トヨタ自動車 自己記録 5000m 13.27.34(20年) 10000m 28分02秒54(21年) ハーフマラソン 1.00.06(20年) マラソン 2.07.57(18年)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

NEWS 第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

2025.12.10

第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

関東学生陸上競技連盟が12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表し、テレビ中継する日本テレビの放送についても合わせて発表された。 2026年1月2日の往路、3日の復路ともに7時から生中継。放送センターでの解説は往路 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top