
1月9日に放送された「リポビタンスペシャル 超プロ野球ULTRA」(読売テレビ)に、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)と小池祐貴(住友電工)が出演し、プロ野球選手との50m勝負に登場した。
100m9秒台を持つ2人は真剣モード。一方、プロ野球からは塩見泰隆(ヤクルトスワローズ)、小深田大翔(東北楽天ゴールデンイーグルス)、松原聖弥(巨人)、そして盗塁王で陸上経験のある和田康士朗(千葉ロッテマリーンズ)といった快足自慢がスタートラインに立った。
陸上大会さながら、「オンユアマーク、セット」でスタート。桐生と小池は片手を着く「3点スタート」で加速する。最初の数歩は桐生と小池の間に入った和田も並びかけるが、姿勢を起こしてからは一気に小池と桐生が差をつけ、並ぶようにフィニッシュした。
結果は、小池が6秒065、桐生が6秒069で小池の勝利。その差は0.004秒。塩見が6秒31で続き、和田が6秒43、小深田が6秒49、松原が6秒98だった。小池は「めちゃくちゃ緊張した」と笑みを浮かべると、桐生は「笑ってゴールしようと思ったら小池がフィニッシュ(姿勢)を決めていた」と笑った。プロ野球選手たちは一同に「速い」「全然違う」と、そのスピードに感嘆の声を上げ、「後半勝負と思ったけど、無理ッスね」とお手上げだった。
これまでなかなか実現しなかった、陸上選手と他競技の50m対決。桐生は昨年から自身が企画した50m対決イベント「Sprint 50 Challenge」を開催し、各地で子供たちなどと50m競走を通して走ることの楽しさを伝えているが、そのイベントでも「他競技との対決もしてみたい」と話していた。
「スポーツ選手の50mタイムと陸上選手はどっちが速いか論争」は一応の決着を見たが、それよりも、競技間を超えて盛り上がりを見せ、スポーツファンが楽しめるイベントとなったことに価値があるだろう。
1月9日に放送された「リポビタンスペシャル 超プロ野球ULTRA」(読売テレビ)に、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)と小池祐貴(住友電工)が出演し、プロ野球選手との50m勝負に登場した。
100m9秒台を持つ2人は真剣モード。一方、プロ野球からは塩見泰隆(ヤクルトスワローズ)、小深田大翔(東北楽天ゴールデンイーグルス)、松原聖弥(巨人)、そして盗塁王で陸上経験のある和田康士朗(千葉ロッテマリーンズ)といった快足自慢がスタートラインに立った。
陸上大会さながら、「オンユアマーク、セット」でスタート。桐生と小池は片手を着く「3点スタート」で加速する。最初の数歩は桐生と小池の間に入った和田も並びかけるが、姿勢を起こしてからは一気に小池と桐生が差をつけ、並ぶようにフィニッシュした。
結果は、小池が6秒065、桐生が6秒069で小池の勝利。その差は0.004秒。塩見が6秒31で続き、和田が6秒43、小深田が6秒49、松原が6秒98だった。小池は「めちゃくちゃ緊張した」と笑みを浮かべると、桐生は「笑ってゴールしようと思ったら小池がフィニッシュ(姿勢)を決めていた」と笑った。プロ野球選手たちは一同に「速い」「全然違う」と、そのスピードに感嘆の声を上げ、「後半勝負と思ったけど、無理ッスね」とお手上げだった。
これまでなかなか実現しなかった、陸上選手と他競技の50m対決。桐生は昨年から自身が企画した50m対決イベント「Sprint 50 Challenge」を開催し、各地で子供たちなどと50m競走を通して走ることの楽しさを伝えているが、そのイベントでも「他競技との対決もしてみたい」と話していた。
「スポーツ選手の50mタイムと陸上選手はどっちが速いか論争」は一応の決着を見たが、それよりも、競技間を超えて盛り上がりを見せ、スポーツファンが楽しめるイベントとなったことに価値があるだろう。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
編集部コラム「令和7年の大会取材」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.25
名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定
日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]
2025.12.25
箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大
関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]
2025.12.25
箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
