HOME 高校

2021.11.08

男子は浜松日体が最終区で逆転して4年ぶり全国切符!女子は浜松市立が初優勝/静岡県高校駅伝
男子は浜松日体が最終区で逆転して4年ぶり全国切符!女子は浜松市立が初優勝/静岡県高校駅伝

静岡県高校駅伝は11月7日に行われ、男子(7区間42.195km)は浜松日体が2時間10分18秒で4年ぶりのV。女子(5区間21.0975km)は浜松市立が1時間12分23秒で初優勝を果たした。

浜松日体と東海大翔洋の激しい争いとなった男子。1区は福井インターハイ800mを大会新記録で制している東海大翔洋の兵藤ジュダ(3年)が、10kmにも対応して29分54秒の区間賞を獲得した。浜松日体は49秒差の11位とやや出遅れてしまう。

東海大翔洋は2区の佐野涼介(3年)も区間賞。その後も安定した試合運びで初出場へ突き進んだ。対する浜松日体も3区の児玉空琉(3年)が区間賞で2位に上がると、浜松工とともに前を追う。

広告の下にコンテンツが続きます

5、6区で区間賞の浜松日体に対し、東海大翔洋は3区以降、区間5位以内でまとめて首位。6区終了時点でその差は15秒だった。アンカー対決では浜松日体の柘植貫太(2年)が区間賞の快走を見せて東海大翔洋を逆転し、見事にVフィニッシュを飾った。初全国を狙った東海大翔洋はあとわずか届かず涙をのんだ。

浜松日体は4年前に全国で6位入賞。県勢としてもそれ以来の入賞を狙う。

初出場への機運が高まっていた浜松市立。1区はインターハイ1500m3位のエース・兼子心晴(3年)が20分18秒の区間賞を獲得し、2位に34秒の差をつけた。その後2、3区も区間賞で独走。5区の伊藤果矢(3年)が歓喜のフィニッシュを飾った。

全国大会は12月26日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

静岡県高校駅伝は11月7日に行われ、男子(7区間42.195km)は浜松日体が2時間10分18秒で4年ぶりのV。女子(5区間21.0975km)は浜松市立が1時間12分23秒で初優勝を果たした。 浜松日体と東海大翔洋の激しい争いとなった男子。1区は福井インターハイ800mを大会新記録で制している東海大翔洋の兵藤ジュダ(3年)が、10kmにも対応して29分54秒の区間賞を獲得した。浜松日体は49秒差の11位とやや出遅れてしまう。 東海大翔洋は2区の佐野涼介(3年)も区間賞。その後も安定した試合運びで初出場へ突き進んだ。対する浜松日体も3区の児玉空琉(3年)が区間賞で2位に上がると、浜松工とともに前を追う。 5、6区で区間賞の浜松日体に対し、東海大翔洋は3区以降、区間5位以内でまとめて首位。6区終了時点でその差は15秒だった。アンカー対決では浜松日体の柘植貫太(2年)が区間賞の快走を見せて東海大翔洋を逆転し、見事にVフィニッシュを飾った。初全国を狙った東海大翔洋はあとわずか届かず涙をのんだ。 浜松日体は4年前に全国で6位入賞。県勢としてもそれ以来の入賞を狙う。 初出場への機運が高まっていた浜松市立。1区はインターハイ1500m3位のエース・兼子心晴(3年)が20分18秒の区間賞を獲得し、2位に34秒の差をつけた。その後2、3区も区間賞で独走。5区の伊藤果矢(3年)が歓喜のフィニッシュを飾った。 全国大会は12月26日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

12月16日、日本実業団陸上競技連合は第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2026年1月1日)のエントリー選手を発表した。70回記念大会の今回は、例年より3チーム多い、40チームがエントリーした。 前回、5年 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top