HOME 駅伝

2021.11.07

これが王者のエース!7区で駒大・田澤廉が逆転で一気にトップに立つ 18秒差で青学大が追走
これが王者のエース!7区で駒大・田澤廉が逆転で一気にトップに立つ 18秒差で青学大が追走

◇第53回全日本大学駅伝(2021年11月7日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km)

学生駅伝日本一を決める全日本大学駅伝。7区で大きくレースが動いた。トップで走り出したのは東京国際大で、19秒差で順大、1分以上開いて明大、駒大、青学大が続いた。

広告の下にコンテンツが続きます

駒大のエース・田澤廉(3年)と、青学大のエース・近藤幸太郎(3年)がほぼ同時にスタートし、並走するかたちで前を追う。6km付近で田澤が近藤をやや突き放す13.4kmで田澤がついに東京国際大をとらえて先頭に立った。青学大・近藤も2番手に上がるが、田澤がラストでもキレ味を見せ、連覇に向けてトップで最終8区へタスキをつないだ。

18秒差で青学大の近藤が続き、トップから41秒差の3位に東京国際大。優勝争いはこの3チームに絞られた様子。明大、順大が続く。早大は6位、國學院大は7位、中大が順位を2つ上げてシード権獲得ラインの8位に上がった。一方、法大が3つ順位を下げて9位に。以下、東海大、東洋大と続いている。

田澤は7区で日本人初の50分台となる50分36秒、近藤も51分を切る50分56秒をマークした。区間記録は2018年のP.M.ワンブィ(日大)の50分21秒。区間賞は田澤が獲得した。

■駒大・田澤廉コメント
「今回は主力選手が欠けて厳しいレースとなると思っていました。いい流れでつないでくれたので、エースらしい走りをしようと思いました。花尾もハーフだと駒大でトップクラスの選手。力を信じています」

◇第53回全日本大学駅伝(2021年11月7日/愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮:8区間106.8km) 学生駅伝日本一を決める全日本大学駅伝。7区で大きくレースが動いた。トップで走り出したのは東京国際大で、19秒差で順大、1分以上開いて明大、駒大、青学大が続いた。 駒大のエース・田澤廉(3年)と、青学大のエース・近藤幸太郎(3年)がほぼ同時にスタートし、並走するかたちで前を追う。6km付近で田澤が近藤をやや突き放す13.4kmで田澤がついに東京国際大をとらえて先頭に立った。青学大・近藤も2番手に上がるが、田澤がラストでもキレ味を見せ、連覇に向けてトップで最終8区へタスキをつないだ。 18秒差で青学大の近藤が続き、トップから41秒差の3位に東京国際大。優勝争いはこの3チームに絞られた様子。明大、順大が続く。早大は6位、國學院大は7位、中大が順位を2つ上げてシード権獲得ラインの8位に上がった。一方、法大が3つ順位を下げて9位に。以下、東海大、東洋大と続いている。 田澤は7区で日本人初の50分台となる50分36秒、近藤も51分を切る50分56秒をマークした。区間記録は2018年のP.M.ワンブィ(日大)の50分21秒。区間賞は田澤が獲得した。 ■駒大・田澤廉コメント 「今回は主力選手が欠けて厳しいレースとなると思っていました。いい流れでつないでくれたので、エースらしい走りをしようと思いました。花尾もハーフだと駒大でトップクラスの選手。力を信じています」

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.29

ブダペスト代表の西山和弥、15年連続の川内優輝らが招待選手に/防府読売マラソン

防府読売マラソン大会事務局は10月29日、MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソン(男子G1)のエントリー選手を発表した。 男子招待選手は23年ブダペスト世界選手権代表の西山和弥(トヨタ自動車)、パリ五輪M […]

NEWS 世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランキング選手権の出場権授与

2025.10.29

世界陸連がトレッドミルの世界選手権「RUN X」の開催を発表!総額賞金10万ドル&世界ロードランキング選手権の出場権授与

世界陸連(WA)は10月27日、イタリアのフィットネス製品メーカー、テクノジムと提携して第1回世界トレッドミル選手権「RUN X」を2026年に開催すると発表した。 「RUN X」では5kmの競技が行われ、予選はテクノジ […]

NEWS 【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

2025.10.29

【女子200m】酒井菜夏(金沢ACJr/北鳴中3)24秒37=中学歴代8位タイ

第3回河北郡市記録会は10月25日、石川県かほく市のうのけ総合公園陸上競技場で行われ、女子200mで酒井菜夏(金沢ACJr/金沢北鳴中3)が中学歴代8位タイ、北信越中学新記録となる24秒37(-0.2)をマークした。 酒 […]

NEWS 5000m・成沢翔英が13分51秒35で慶大記録更新! 浜川舜斗ら青学大勢3人が13分台

2025.10.28

5000m・成沢翔英が13分51秒35で慶大記録更新! 浜川舜斗ら青学大勢3人が13分台

国士大Combined Challenge1日目は10月25日、国士大多摩キャンパス陸上競技場で行われ、男子5000mで成沢翔英(慶大)が13分51秒35の慶大記録を更新した。 成沢は長野・上田六中出身で、岐阜・麗澤瑞浪 […]

NEWS 田中希実がフィアログループとスポンサー契約締結!「限界を超え、新たな挑戦に挑む」理念が重なり合う

2025.10.28

田中希実がフィアログループとスポンサー契約締結!「限界を超え、新たな挑戦に挑む」理念が重なり合う

フィアログループは10月28日、女子中長距離の田中希実(New Balance)とスポンサー契約を締結したことを発表した。 フィアログループは1939年に江戸川木型製作所として創業し、産業用機械の木型(マスターモデル)、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top