◇第98回関西学生陸上競技対抗選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居)
関西インカレ最終日の10月22日に行われた女子200mは、青山華依(甲南大)が23秒91(+0.7)で優勝。2日前の100m(11秒45/+3.4)と合わせて2冠に輝き、1年生ながら東京五輪代表としての実力を示した。
「前半からしっかりとスピードに乗って突っ込めた」という青山。コーナーをトップで抜けると、直線に入ってからも「伸びやかに走れた」。今大会6本目ながら、9月の関西学生新人でマークした自己ベスト(23秒93/±0)を0.02秒更新してみせた。それでも、「23秒9は切りたいと思っていた。風も良かったので、ちょっと残念」と反省を口にする。
「長い距離を走ることでスピードも上げることができる」と、100mと200mの両種目に取り組むことを大切にしてきた。200mについては体力面を課題に挙げ、「もっと前半から突っ込んでいって、後半ももっと上げられるように」というイメージをふくらませる。
「狙っていた」という女子MVPも獲得。『東京五輪代表』という肩書に「大会が終わってからずっとプレッシャーを感じています」と言うが、「それに負けないように気持ちを作っていきたい。関西インカレでも2種目で4連覇を目指していきたい」と力強く語った。
学校対抗では男子1部は立命大が3年ぶりの優勝。男子走幅跳で8mジャンパーの吉田弘道が昨年に自身が作った大会記録(7m84)をさらに更新する7m92(+0.1)をマーク、男子十種競技を日本インカレ覇者・川元莉々輝が7016点、男子5000mを山田真生が14分07秒59で制したほか、各種目で着実に得点を重ねた。吉田は男子MVPにも選出された。
男子2部は中長距離種目で大量得点を稼いだびわこ学院大が初めて制し、大経大が2位。男子1部の下位3校(龍谷大、阪大、大阪市大)と入れ替わって1部に昇格する。びわこ学院大は来年度、初めて1部の舞台に立つ。
女子は園田学園女大が、2009年の創部で初の総合優勝。最終種目の4×400mリレーも初優勝を果たした。有終の美を飾った。
◇第98回関西学生陸上競技対抗選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居)
関西インカレ最終日の10月22日に行われた女子200mは、青山華依(甲南大)が23秒91(+0.7)で優勝。2日前の100m(11秒45/+3.4)と合わせて2冠に輝き、1年生ながら東京五輪代表としての実力を示した。
「前半からしっかりとスピードに乗って突っ込めた」という青山。コーナーをトップで抜けると、直線に入ってからも「伸びやかに走れた」。今大会6本目ながら、9月の関西学生新人でマークした自己ベスト(23秒93/±0)を0.02秒更新してみせた。それでも、「23秒9は切りたいと思っていた。風も良かったので、ちょっと残念」と反省を口にする。
「長い距離を走ることでスピードも上げることができる」と、100mと200mの両種目に取り組むことを大切にしてきた。200mについては体力面を課題に挙げ、「もっと前半から突っ込んでいって、後半ももっと上げられるように」というイメージをふくらませる。
「狙っていた」という女子MVPも獲得。『東京五輪代表』という肩書に「大会が終わってからずっとプレッシャーを感じています」と言うが、「それに負けないように気持ちを作っていきたい。関西インカレでも2種目で4連覇を目指していきたい」と力強く語った。
学校対抗では男子1部は立命大が3年ぶりの優勝。男子走幅跳で8mジャンパーの吉田弘道が昨年に自身が作った大会記録(7m84)をさらに更新する7m92(+0.1)をマーク、男子十種競技を日本インカレ覇者・川元莉々輝が7016点、男子5000mを山田真生が14分07秒59で制したほか、各種目で着実に得点を重ねた。吉田は男子MVPにも選出された。
男子2部は中長距離種目で大量得点を稼いだびわこ学院大が初めて制し、大経大が2位。男子1部の下位3校(龍谷大、阪大、大阪市大)と入れ替わって1部に昇格する。びわこ学院大は来年度、初めて1部の舞台に立つ。
女子は園田学園女大が、2009年の創部で初の総合優勝。最終種目の4×400mリレーも初優勝を果たした。有終の美を飾った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
-
2025.11.13
-
2025.11.12
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]
2025.11.13
全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]
2025.11.13
やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]
2025.11.13
やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]
2025.11.13
福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら
日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025